こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、20代の若手の施術者さんに
「藤井先生が、今の知識を持って
二十歳に戻ったら何をしますか?」
と聞かれました。
実はこれ、セミナーでも
何度か聞かれたことがある質問です。
でもね、僕の答えはいつも同じです。
「たぶん、今と同じことをやると思うよ。」
というのも、
多くの人が「失敗しないこと」
をすごく重視しすぎているんです。
「どれが正しい選択ですか?」
「このやり方で合ってますか?」
「このやり方って効果ありますか?」
って、頭の中が
“正解探しモード”になってる。
特に、開業したばかりの院長さんや、
これから採用・集客に
踏み出そうとしてる方によく見られます。
でも、はっきり言いましょう。
正しい道なんて、存在しません。
どんなにうまく
スタートしたように見える人でも、
必ずどこかで失敗したり、見直したり、
その都度、修正したりしてるんです。
僕だってそうです。
最初から訪問マッサージで
うまくいったわけじゃありません。
ケアマネ営業も失敗したし、
スタッフ教育も迷ったし、
同意書のやりとりで
胃がキリキリする日もありました。
でも、一生懸命やってきました。
逃げずに、向き合って、改善してきました。
だから、今の“自分なりのやり方”が
あると思っています。
「自分にはこれが向いてるかもしれない」
「これなら続けられるかもしれない」
そんな実感が少しずつ湧いてきたのは、
行動した“あと”です。
つまり、
答えは動いたあとにしか出てこない。
あなたの院の未来をつくるのは、
この“今目の前の仕事”に
どう向き合うか、にかかっています。
「このチラシ配って意味あるのか?」
「この1件、
訪問して本当に契約に繋がるのか?」
そんな迷いが頭をよぎるのは分かります。
でも、太ももの
スクワットも腹筋トレーニング
もやらなきゃ筋肉にならないんです(笑)
どれだけ“最適な方法”を探しても、
実際に動かないと、
何も変わらないし、何も積み上がらない。
迷ってる時間が一番ムダです。
間違ったことやってる時間の方が、
まだ経験になります。
だから今やっている事に、
ちゃんと本気で向き合ってください。
例え「回り道かな?」って思っても、
後になって
「あの経験があったから、
今がある」と絶対に思えます
どんなに小さなことでも、
その一歩が、
未来の大きな成果に繋がっていく。
さぁ、今日も行動あるのみです。