男性ケアマネが納得する“数字と証拠”とは?

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

本日、ちょっと
嬉しい出来事がありました。

当院で以前からお世話になっていた
男性のケアマネジャーさんから
凄く久ぶりに新規の患者さんを
ご紹介いただいたんです。

「おお、男性ケアマネからの
 紹介って珍しいな…」と、

他のスタッフさんからも
思わず声が漏れてしまうくらい。

実際の現場でも、
ケアマネさんは割合的には女性が多く、
男性のケアマネさんは
全体の17%ほどと言われています。

これは、介護福祉の現場が
女性中心という背景もありますが、
男性がケアマネになるには、
それなりの“覚悟”や“理由”が
あるように思います。

例えば、
もともと介護施設などで
介護福祉士として
現場経験を積んできた人が、
ステップアップとして
資格を取り、
マネジメント側へ回るケース。

あるいは、家族の介護をきっかけに、
「支える側の知識を持ちたい」と
強く思った結果、
ケアマネを目指した方。

今回、ご紹介いただいた
男性ケアマネさんも
介護福祉士として
バリバリ働いていた経験がありました。

つまり、男性ケアマネって、
何かしらの強い動機や
「志」を持って
この道に入っている人が多い印象です。

こういう方って、
仕事のスタンスも
非常に“論理的”かつ“実務重視”。

だからこそ、
紹介に至るまでのプロセスも慎重です。
例えば、訪問マッサージ、
訪問鍼灸を選ぶ時も、

・パーキンソン病の症例実績は?
・これまでのキャリアは何年?
・患者さんやご家族とのトラブルは?
・報告書はしっかり書いてくれる?

など、数字・実績・エビデンスを
とても重視します。

一方で、女性のケアマネさんは、
スペックというより“相性”や
“雰囲気”で判断する方も多くて、

「あなたって優しいし、
 話しやすいから」という理由で
選ばれることも。

では、男性ケアマネさんに
アプローチする時、どうすればいいか?

答えはシンプルです。

スペック(性能)を
見せる資料をしっかり用意すること。

・過去の施術実績
・治療前後のビフォーアフター
・疾患別の対応経験
・紹介率や継続率などの数字
・患者さんや家族の声(信頼性UP)

こういった“事実ベースの証拠”を
用意しておくと、
とても喜ばれますし、
紹介につながる可能性もグッと高まります。

ちなみに、先日紹介を
くださった男性ケアマネさんも、
何回目かの挨拶の際に、
僕が持参した
「施術実績一覧」と
「疾患別対応事例集」に
かなり興味を示してくれました。

「こういう資料があると、
 紹介しやすいですね」
と言っていただけたのが
印象的でした。

もちろん、すべての男性ケアマネさんが
“数字だけ”で
判断するわけではありませんが、

傾向として
「論理」「実務」「信頼性」。

この3つは、
やはり外せないポイントです。

久々の男性ケアマネからの紹介で、
改めて実感しました。

あなたも、もし次に
男性ケアマネさんと
接点を持つことがあれば、
ぜひ“見せられる実績”を
意識してみてくださいね。