卒業後の鍼灸師としてのキャリア

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先日、
「訪問鍼灸マッサージで独立開業したい」
とお考えの専門学校の学生さんが
当協会に相談に来られました。

国家試験を間近に控えた
3年生の方でしたが、
将来の自分の収入に
直結する話ということで、
目を輝かせながら
真剣に聞いてくれました。

それだけ意識の高い学生さんですから
問題なく国家試験を突破して
はり灸の国家資格を
取得する事は間違いないことでしょう。

しかし、大事なのは
はり灸の資格を取得した
どうするか!?です。

僕がはり灸
資格を取得した当時は、

「はり灸の資格なんて
 足裏に付いた米粒だよね」

って言われていました。

”足裏に付いた米粒”って
どういう意味か分かります?

足裏に付いた米粒なんて、
取っても食えないってことと掛けて
鍼灸マッサージなんて資格を
取っても食えないっていう
笑えないジョークです。

でも、”足裏に付いた米粒”で
終わらせてしまうか、
”輝くダイヤの原石”として
磨くことが出来るかは、
結局は自分自身次第となります。

もし、訪問鍼灸で開業した場合
やることは大きく分けて、
新規集客、施術、
事務(レセプト)になります。

リピートがほぼ
確約されているので、
頑張るのは開業して
最初の半年間だけです。

半年間だけ
真剣にやれば人生変わるし、
最初の半年間で
しっかりと型を作れば
そのまま上手くやっていけます。

人生100年時代と
言われていますが
その中の、たった半年間だけです。

僕自身、独立開業してから
今まで本当に
色々な事がありました。
その中で、
本当に命を削るかのごとく
懸命に働いていた時期があります。

開業当初の、ある半年間は
朝7時から深夜3時まで
睡眠時間を極限まで減らして
ガムシャラに働いていました。

その当時、アルバイトをしていた
整形外科を退職したので、
毎月安定して
入ってきた収入がゼロに
なってしまいました。

なので、本当に
1人でやっていかなければならない
時期でしたので、
とにかく必死でした。

でも、その半年間があったから
今があると思っています。

是非、学校卒業
取得した資格を
”輝くダイヤの原石”
にしてほしいですね^^