こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
今年の6月、
最も悲しいニュースと言えば
ミスタージャイアンツとして知られた、
長嶋茂雄さんが
6月3日に永眠されたことでしょう。
現役時代のベストナイン17回。
巨人V9の主力。
誰もが憧れ、
国民的スターであり続けた方でした。
長嶋さんは
数々の名言を残していますが、
僕がとりわけ心に残っているのが、
こちらの言葉。
「ウサギとカメなら、
カメでいい。
我慢する勇気が重要なんです。」
これ、まさに我々、
訪問鍼灸マッサージ業界にいる
“院長”のための
言葉だと感じるんです。
もちろん、最初から
成功していく“ウサギ型”の
訪問治療院もあるかもしれません。
でも、現実は…
・現場っているが新規依頼が増えない
・信頼していたスタッフの急な退職
・ケアマネやドクターへの
訪問挨拶が空振り続き
…と、まるで
一歩進んで二歩下がるような、
そんな“カメ型”の進み方をしている
院長の方が多い。
でも、大丈夫なんです。
カメでいいんです。
なぜなら、
この業界で成功している先生は、
みんなコツコツ型だから。
うまくいかない時期もあった。
だけど諦めなかった。
「我慢する勇気」を持っていた。
長嶋さんは、
ケガをしても努力をやめず、
大スランプの時期も腐らず、
あの名選手・名監督としての
地位を築きました。
僕も、開業当初は
ケアマネ訪問に20回行っても
1件も患者さんに繋がらない日々が
続いていました。
「こんなに頑張ってるのに、なぜ…?」
「こんなに良いサービスなのに、なぜ…?」
「こんなに患者さんは
喜んでくれているのに、なぜ…?」
でも、振り返れば、
あの地道な積み重ねが、
今の経営の土台になっているんです。
あなたも、もし今、
心が折れそうな時なら、
この言葉を思い出してください。
「ウサギとカメなら、カメでいい。」
大事なのは、
我慢して、歩みを止めないこと。
焦らず、腐らず、
正しい努力を積み上げれば、
必ず報われる日が来ます。
今日も、一歩ずつ。
一緒に歩いていきましょう。