こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前に、仕事で
鹿児島に行ったことがあります。
学生の時に与論島
(鹿児島県大島郡)には
行ったことがありました。
仕事内容としては、
これから訪問鍼灸マッサージ事業に
参入を検討している方向けの
セミナーだったのですが、
https://www.houmon-massage.jp/
資格がないオーナーさんが
訪問鍼灸マッサージ事業を始める場合、
ハードルの1つが、施術者の確保です。
オーナーさんは
資格を持っていないので、
特に気を付けなければなりません。
なぜなら、施術者が1人の場合、
”1”がなくなり”0”になった瞬間、
「ジ・エンド」になるからです。
最初は資金も無いし、売上もないので
1人の先生と業務提携して、
患者さんが増えてきたら
徐々に先生を増やして行けばいいかな…。
と、思っている
オーナーさんもいらっしゃいますが
先ほども言ったように、
その1人の施術者の先生が、
「明日で辞めます!」
と言った瞬間に「終了」になります。
そんな急に辞める人がいるのか?と
思うかもしれませんが、
鍼灸マッサージ師は、
僕も含めて基本的には社会不適合者が
多いので、ビックリするくらい
呆気なく辞めるときもあります…^^;
訪問鍼灸マッサージのビジネスを行なう上で、
最も気を付けなければ
いけない数字があります。
それは、”1″という数字です。
例えば、
・施術者1人の先生に
全ての患者を任せている
・集客を1つの方法に頼っている
・1つの老人ホームだけで
売上げを上げている
このような
”1”つのものに頼っている状態は、
非常に危険です。
特に、
オーナー1人、施術者1人の状況は、
崩落直前の状況と認識すべきです。
その状況を打開すべく
訪問治療院の基盤を強固にするには、
最初から最低でも、
5人体制の
組織を意識しておく必要があります。
・オーナー1人(営業、ドライバー)
・事務員1人(事務、営業、ドライバー)
・施術者3人(施術、報告書作成)
この組織で
月商200万程度を最初から
イメージして事業を
スタートする必要があります。
逆にこれくらいの売上がないと、
訪問マッサージ事業を
オーナーとしてやる意味が無いです。
オーナー1人、
施術者1人の状況は、
早かれ遅かれ必ず崩壊の時期が来ます。
もちろん、これは無資格の
オーナーさんに限った話ではありません。
あなたも、
今いる先生との関係が途切れても、
問題ない体制が
整っているかどうかを
自問自答してみてください。
この質問に対して、
“YES”と答えられない場合は、
あなたのが”1”という数字に
捕われているということです。
もしそうなっていた場合は、
対策を考え、
実行していく必要があります。
実際に、
「オーナー1人、施術者1人」で、
廃業を迎えているオーナーさんは
後を絶ちません。
そうならないように、
最初から5人体制の組織を
意識して動いて行きたいですね。