患者ゼロなのに“満員御礼の心配”してませんか?

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最近、開業したばかりの院長さんや、
これから訪問マッサージを
始めたい先生と話をしていると、
ある共通点に気づきます。

それは、
「まだ起きてもいない
 問題を心配しすぎる」
ということです。

例えば、こんな感じです。

「もし患者さんが急に増えて、
 対応しきれなくなったら
 どうしよう…」

「チラシを配って一気に
 10人も申し込みが来たら、
 どうするんですか?」

「ケアマネさんから
 次々と紹介されたら
 パンクしちゃうかも…」

いやいやいや(笑)
その前に、まず1人目の
患者さんを獲得しましょうよ。

まだ船も港を出ていないのに、
「台風が来たらどうしよう」と
心配しているようなものです。

確かに準備は大事です。
でも、準備と過剰な心配は
違いますよね。

過剰な心配というのは、
まだ起きてもいない問題に、
貴重なエネルギーを
使い果たしてしまうこと。

これは、
集客のアクセルを踏む前に
サイドブレーキを
全力で引いているようなものです。

例えば、宝くじが当たる前から

「宝くじに当選したら
 不幸になるって聞いたことがある。
 自分も当たったお金を失って
 不幸になったらどうしよう」

と悩む人がいたら、
あなたはどう思いますか?

しかも、その宝くじの
当選確率はかなり低いです。
そんな心配をしている間に、
もっとやるべきことがありますよね。

訪問鍼灸マッサージの現場でも
同じです。

患者さんが
“多すぎて困る”なんてのは、
まず患者さんが
増えてからの話です。

その時は、その時の
自分が解決すればいいだけ。

正社員の施術者を
雇用しても良いですし、
近隣の施術者さんに
業務委託で対応してもらうでも良いですし、
解決策は色々とあります。

それよりも、
患者さんがゼロもしくは
少ない段階の
今のステージでやるべきは
「どうやって患者さんを増やすか」に
全力を注ぐこと。

患者さんゼロのうちから、
満員御礼の心配をしていても
一歩も進めません。

僕の知っているある先生は、
開業前に
「チラシを1万枚配ってまいて、
 その1%の
 100件も問い合わせが来たら…」
と不安で半年も行動できませんでした。

大丈夫です、絶対にそんなに
問い合わせは来ませんからって
言ったんですがね…^^;

仮に1万枚撒いて
100件も問い合わせが来るような
チラシを作れるスキルがあれば
いくらでも他の道で稼いで行けます^^

結果、実際にチラシをまいたら
最初の1ヶ月の反応は1件のみ。

「あの半年、完全に無駄でした…」
と苦笑いしていました。

この話、
笑い話みたいですが本当に多いです。
心配は行動を止め、
結果的にチャンスも奪ってしまうんです。

覚えておいてください。
未来の問題は、
未来のあなたが解決すればいいんです。

今のあなたは、
目の前の1人目の患者さんに集中する。
それが全てのスタートです。

訪問鍼灸マッサージの世界は
“今”動ける人が勝つ世界です。

お盆休み明け、
サイドブレーキを外して、
一気にアクセル踏み込みましょう!