45歳の壁と55歳の谷

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先日、違法薬物使用の疑いについて
サントリーホールディングスの
会長を辞任したのが新浪剛史氏。

以前、この新浪氏が提唱したのが
「サラリーマン45定年制」でした。

彼は数年前に
45で定年を導入すべきだ」
発言していました

その当時、
このニュースに対するSNSの反応は…

・「まずはサントリーでやってみろ」
・「社長が一番に辞めるべきでは?」
・「45は教育費が一番かかる時期だ」
・「退職金と役員並の待遇を
 くれるなら辞めてもいいけど」
・「これはリストラ以外の
 何ものでもない」
・「人生100年時代、
 残り55年どう生きるのか」

などなど、否定的な意見が大半でした。

確かに「45定年」と聞くと
ゾッとする方も多いと思います。

子供の受験費用、住宅ローン、親の介護…
この時期はまさに
お金がかかる真っ只中です。

そんな時に「はい、もうお役御免」と
言われても困る。

一方で、企業にとっても
厳しい現実があります。

売上は増えない中で
最低賃金は上がり続けている。
東京都は、その当時と比べると
200円程度アップしています。
10月からは1226円になります。

売上や利益が
確保が難しい企業にとっては
人件費という固定費は企業の首を絞め、
「働かないおじさん」を
抱える余裕はなくなっています。

実はサラリーマン人生には
大きな節目が
2つあると言われています

ひとつめは 「45」。
このあたりで
「出世の限界」を迎える人が多くなり、
昇進のチャンスはほぼ閉ざされる。

ふたつめは 「55」。
役職定年で部下を持たなくなり、
居場所を失いやすくなる。
若手から見れば
「働かないシニア社員」に映りかねません。

つまり、40代後半からは
会社にしがみつくだけでは
どうしても厳しくなるのです。

これはたまたまなのですが、
本日の午前中に
45のサラリーマンの方で
副業での起業を
考えている方と個別相談があり、
午後に55のサラリーマンの方から
脱サラ起業をしたいという
個別相談を受けました。

4555と言う節目の年齢で
「会社に頼らず生きていく力」を
早めに身につけたいというのは
共通しておっしゃっていました。

脱サラ起業、副業起業を
考えている方にとって
訪問マッサージ・訪問鍼灸は、
まさにその選択肢のひとつです。

・利益率が高い
・在庫不要
・毎月の安定収入
・社会貢献性が抜群に高い
・資格がなくてもスタートできる
・今までの経験を活かせる

そして何より、
地域の高齢者や介護家族から
「ありがとう」と感謝される仕事です。

日本には今、4555の方は
400万人近くいると言われています。

もしこの世代が
会社にしがみつくだけでなく、
「自分の力で稼ぐ」
方向にシフトすれば、
社会全体が大きく変わるはずです。

45の場合は、
サラリーマン人生40年の後半戦を、
「会社の都合に振り回される20年」にするのか、
55の場合は、
残りの期間を窓際族として過ごすのか?

それとも「自分で選び、社会に役立ち、
報酬も自由も得られる
20年、30年、40年、
または生涯現役にするのか。

選択肢は、
実は自分の手の中にあります。

4555

その向こうに
進むかどうかはあなた次第です。