こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
お盆休みが終わったと思ったら、
気づけばもう9月…。
「え、もう今年も残り4か月?」
って、
ちょっとビビりますよね…(^-^;
毎日、業務に追われていると、
本当に月日の流れが早く感じるものです。
さて、今日はちょっと
核心を突いた話をします。
あなたは、
「意識を変えて行動する」
これ、できますか?
いやいや、口で言うのは簡単なんですよ。
でも実際やってみようとすると、
ビックリするぐらい難しいんです…。
「よし、明日から意識を変えてやるぞ!」
「考え方を前向きにしよう!」
と決意しても、
気がついたら数時間後には、
いつも通りの自分に戻ってる…。
なぜか?
それは、頭で理解していても、
感情が追いついてこないし、
習慣という魔物に引き戻されるからです。
特に、訪問治療の現場なんて、
ただでさえ忙しいわけですから、
「意識を変えよう!」と
気合いを入れても、
目の前の業務に
あっという間にかき消される…。
じゃあ、どうするか?
答えはシンプルです。
「意識を変える」よりも、
「行動を変える」方が
圧倒的にラクで、効果が出るんです。
例えば、
「うちのスタッフ、
報告や連携が足りないなぁ」
と思ったとします。
そこであなたはこう言う。
「もっと意識を高めてくれよ」
「患者さんの状態、ちゃんと見て動いてよ」
・・・まぁ、伝わらないですよね。笑
でもね、
・終業時にLINEで患者さんの様子を一言共有
・朝礼で「昨日の学び」を一言シェア
・新患対応のあとは、
5分だけミニ振り返りミーティング
これなら、どうですか?
やろうと思えばすぐにでも
できる行動じゃないですか?
そうなんです。
小さな行動の積み重ねこそが、
自然な“意識改革”を生むんです。
気づけば、スタッフの中に
「患者さんの情報を見る意識」
「日々の学びを振り返る意識」
が、じわじわと芽生えていくわけです。
この考え方、
もちろん患者さん対応にも応用できます。
「もっと前向き筋力トレーニングをやってほしい」
「リハビリにやる気を出してほしい」
と願っても、
「頑張りましょうよ!」
では伝わりません。
でも、例えば、
・一緒に簡単な体操をやってみる
・歩数を毎日メモしてもらう
・小さな達成を一緒に喜ぶ
そういった
行動レベルでの働きかけなら、
徐々に「自分にもできる」という
自信が生まれてきます。
そして、不思議と意識も変わっていく。
そう、行動が意識をつくるんです。
だからこそ!
訪問治療院を経営する私たちが
まず取り組むべきは、
「スタッフや患者さんの
意識を変えよう」ではなく、
「どんな行動を変えれば、
その意識が育つか?」
ここなんです。
意識をどうこうする前に、
まずは小さな行動を変える
仕組みを考えてみてください。
・毎朝3分のミーティング
・患者ごとに情報を一言メモ
・週に1回、自分の成長を振り返る
そんな“小さな習慣”が、
やがて“大きな変化”をもたらします。
治療院の現場も、
経営も、その“行動の連鎖”で
劇的に変わっていくんです。
「小さな行動が、大きな意識をつくる」
この考え方こそが、
これからの治療院経営の
キモになるはずです。