予測する介護

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「現状に対応する介護」から
「予測する介護」へ
少しずつシフトをしていく動きが、
介護業界で見られています。

↓↓↓

—- Original Message —–

「予測する介護」アプリ運用

SOMPOケア(東京都品川区)は
今後のデジタル事業に
関連する取り組みや戦略について
発表を行った。

AIを使うことで利用者の
3ヵ月後の介護状態を予測し、
効果的な支援を提案できる
「自立支援アプリ」
開発・運用状況を説明。

従来の「現状に対応する介護」から
「予測する介護」へ転換を図る。

(高齢者住宅新聞より、、、)

—— End of Message ——

この記事を事読んで
「かなり新しい取り組みだな!
 アプリで自立支援も出来るなんて…
 ハイテクだなあ!」と
感心すると同時に、

「当院でもしっかりと
 予測を行いながら
 施術が出来るよう、
 より一層精進しよう!」

思いました^^

介護業界でも
予想をした上で行動することを
求められる理由は、
僕の考えとして二つあります。

1.経過観察措置が取れる

そもそも、何故患者さんは
訪問・鍼灸マッサージを
受けてくれるのでしょうか?

それは、

「受けたことによって
 体の状態が良くなることを
 期待しているから。」

ですよね?^^

つまり、その間の経過観察が
必要不可欠となります。

それを記すことは
もちろん大切ですが、
予測することも
非常に大切ですね。

具体的に言うと、
「この患者さん、腰が痛いって
 言ってたから…それに合わせての
 施術をしよう!

 今日この施術を行ったら
 来週の訪問日には
 こうなってるはずだから…。」

と、患者様の状態を
予測して施術を行えたら、
術後の状態を確認できると同時に
次回はどのような対応をしようか?と
計画を立てて
考えることができます。

最終的なゴールとして
体の不調を全て取る!という風に
目標を立てて、
それに向かって最短を目指して
計画を立てることができたら…
自分へのスキルアップにも
繋がります^^

2.より良いサービスを提供できる

相手のことを予測して行動すると、
今まで以上のサービスを
提供できるようになります!

というのも、何も考えずに
施術や対応を行うと
行き当たりばったりになってしまい、
経過的にも
悪くなることが考えられます。

患者様としても、
「この前やった施術って
 何に意味があったんだろう…?

 全く良くなってる感じはしないけど、
 今日もその施術やるのかな?」

と、不信感を覚えてしまいますよね。

ですが、しっかり予測して行動することで
「この施術を行うことで、
 痛いとおっしゃってた
 肩の痛みを軽減できますよ!」
と、的確なアドバイスも
できるようになります。

すると、患者さん的にも
「私の体を良くしようと
 計画を立てて行動してくれてるんだ!」
と、プラスの印象になります。

より良いサービスを提供することは
患者様のハートをガッチリ掴むことにも
繋がるはずです。

このように、介護業界も
今後「予測して行動すること」を
より一層求められることが
想定されます。

今のうちに、
予測する介護を意識して
行動していきたいものですね^^