こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
今日は
「仕事を任せられないことで
生まれるリスク」
について
お話ししたいと思います。
これ、結構皆さん
見落としがちなポイントです。
ひとり治療院の院長先生は、
何でも出来てしまうので、
今後、
施術者、営業、事務、ドライバーなど、
スタッフを多く抱えた場合に
注意が必要かなと思います。
まず、
仕事を他の人に任せられないと、
どんなリスクがあると思いますか?
僕は2つあると思います。
一つは、
出来る人にだけ仕事が集中してしまう。
もう一つは、
周囲のスタッフが
「信頼してもらえていない」
と感じてしまう。
出来る人にだけ
仕事が集中してしまうと、
その人が休んだ時に
大変なことになりますよね。
誰もその人の
業務を代わりにやることが出来ず、
業務が止まってしまい、
他のスタッフに負担がかかることも。
そんな状況が続くと、
チームの雰囲気もギスギスしてしまい、
ストレスが溜まる一方です。
さらに、
仕事の内容が
一部の人だけの秘密になっていると、
新しく入ったスタッフや他のメンバーが
その仕事を引き継ぐのが難しくなります。
みんなで
協力して成り立つ職場なのに、
これでは「一人ぼっち」の仕事に
なってしまいます。
そして、こういう状況が続くと、
他のスタッフは、
「信頼してもらえていない」と感じ、
職場の人間関係が悪くなり…。
最悪の場合、離職に
つながることも考えられます。
そうなったら、
せっかくのチームワークが
崩れてしまいますし、
患者さんにも影響が出てしまいます。
じゃあ、
どうすればいいのか?ですが…。
まずは「業務を見える化」しましょう。
具体的には、
業務をマニュアル化して、
誰でもその仕事が
できるようにしておくこと。
マニュアルがあれば、
新しいスタッフも
スムーズに業務を覚えられますし、
みんなで
サポートし合える体制が作れます。
次に、
定期的に「役割分担」を
見直してみるのもポイントです。
特定の人に仕事が集中しないように、
チーム全体で協力して
役割を分け合いましょう。
これで、
特定のスタッフへの負担が減って、
よりフレキシブルに
仕事を進められるようになります。
仕事を任せられないと、
意外といろんなリスクが潜んでいます。
業務を見える化したり、
役割を分担したりして、
みんなが安心して働ける職場を
作っていきましょう!