こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
実は、うちのオフィスの隣にも
「チョコザップ」の店舗がありまして、
オープン当初は、
僕もちょこっと入会していたんです(笑)
でも、、、
「チョコっと運動」って、
続けるのは意外と難しいんですよ。
お昼休憩時や仕事終わりに
ちょっと立ち寄るつもりが、
気づけば数か月で幽霊会員…。
そして、そっと解約…。
で、忘れた頃にやってくるのが、
再入会のお誘いメール。
「戻って来~~い!」って、
夏直前キャンペーンの
ご案内メールが届きました。
チョコザップさん、熱い(笑)
ご存じの通り、チョコザップさんは
専属のトレーナーなどはつかずに
空いている時間に店舗に行き、
マシンを使って自分で
トレーニングする形式なので
料金もリーズナブルです。
一方、本家のライザップさんは、
専属トレーナが付き短期間で
ダイエットするスタイルで
約30万ほどの
費用がかかるガチのスタイルです。
僕が興味深かったのは、
ライザップのトレーナーの
採用基準です。
なんと、
「頑固な人は採用しない」って
方針なんですよ。
え?と思われたかもしれませんが、
これ、実は
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
世界でもメチャクチャ大事な視点なんです。
というのも、この業界には一定数、
「俺の技術が一番!」
「こうやってやるのが正しい!」
「患者は黙って施術を受ければいいんだ!」
…という、
頑固で職人気質な先生がいます。
もちろん、技術に
自信があるのは素晴らしいことです。
でも、在宅訪問という
特殊な環境では、それだけじゃ通用しない。
なぜなら、
患者さんとは「短期勝負」ではなく
「長期戦」だからです。
一度や二度の施術で
終わる病院や整骨院とは違って、
訪問治療は1年、2年…と続くことが多い。
中には10年近くの
お付き合いになる患者さんもいます。
そんな中で、
施術者が「頑固親父」のような
接し方をしていたら、
関係性が築けません。
それどころか、
患者さんとの信頼関係が崩れ、
最悪クレームや
離脱につながるリスクもある。
ライザップの瀬戸社長も
語っていましたが、
「結果にコミットするためには、
相手と共に歩む存在が不可欠」だ
これは、訪問マッサージにおいても
全く同じです。
患者さんと二人三脚で、
少しずつでも状態を
改善し、生活をより快適にする。
そのためには、
「相手の話を聞ける力」
「寄り添える姿勢」
「変化に柔軟に対応できる柔らかさ」
が求められるのです。
頑固で技術至上主義の先生は、
言ってみれば
「孤独な戦士」のようなものです。
でも、訪問マッサージは
「伴走者」が求められる現場です。
ですから、あなたがもし
施術者を採用する立場なら、
「技術よりも人柄」
「資格よりも協調性」
「経験よりも柔軟性」
これを重視してみてください。
ライザップでさえ、そうして
「親しみやすい人」を重用して、
全国で成果を上げているのですから。
そして、
あなた自身がもし少しでも
「俺流」に
固執していると感じたならば、
このタイミングで一度、自分を
見つめ直してみるのもいいかもしれません。
なぜなら、これから先も
「選ばれ続ける施術者」でいるために
必要なのは、
「頑固さ」ではなく、
「変化に対応する柔らかさ」だからです。