新人スタッフが結果を出せない理由

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

2~3月は
訪問鍼灸マッサージ業界では
最も人材採用がやりやすい時期と
言われています。

4月から新天地で
働くことを希望している方の中には
専門学校を卒業したばかりの
新人さんもいます。

新人スタッフの中には

「早く良い結果を出さなきゃ…」
「良い仕事をしなければ…」

という強い思いを
持っている人もいます。

複数回の面接を重ねて採用した
意識の高い新人スタッフ
思いが強くなればなるほど、
自ら長時間労働を
してしまうという
矛盾した心を
持っている場合があります。

しかし、初めての職場で
気持ちが焦っているので
中には良い結果出せずにいる人も
いるでしょう。

一体なぜ、このような人たちは
「早く良い結果を出さなきゃ…」
「良い仕事をしなければ…」
と強く思っているのでしょうか?

今どきの若者やZ世代は
真面目だからというのも
あるのかもしれません。

しかし、実はこれら以外にも
他の理由があるケースがあります。

それは何かと言うと、

「院長(代表)からのプレッシャー」

です。

常に院長(代表)から

「あの患者さんの初回治療日の
 調整はどうなった?」

「まだカルテの整理が
 終わっていないのか!」

「早く病院に行って、
 同意書を取ってこい!」

「学校とは違うんだぞ!
 給与払ってるんだから結果出せ!」

などと言われている場合、

常にプレッシャーに
苛まれていることになります。

人によっては過度の
プレッシャーをかけられると
自分の力を最大限に
発揮できないことがあります。

そして、プレッシャーで疲れ果て、
いつもギリギリの状態で踏ん張っている…
なんてこともあるのです。

最悪、治療院を退職したり、
体調を崩して休職すということにも
なり兼ねません。

では、どうすればいいのでしょうか?

それには、
「あれはどうなった?」
「まだ終わっていないのか!」
「早く結果出せ!」
と言うだけではなく、

どうすればうまくいくのか?
どうすれば終わるようになるのか?

ということを、
新人スタッフと一緒に考える
というのが重要です。

新人スタッフ結果を出してほしい
と思うのであれば、
うまくいっていないときこそ
一緒になって
どうすれば、
うまくいくようになるのか?

ということを考える姿勢が
とても大切なのでは
ないでしょうか。

結果的に、
それが院長(代表)の評価にも繋がり、
治療院(会社)の成長にも
繋がっていくはずですよ^^