批判されたら・・・

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

訪問鍼灸マッサージの業界でも、
セミナーやSNS等で情報発信される方が
増えてきました。

訪問鍼灸マッサージの認知度が上がり
ますので、とても喜ばしいことですが、
人の前に立って何かを発信すると、
一定割合で必ず、批判を受けることに
なります。

先日、訪問鍼灸マッサージに関しての
情報配信されている方から、

「ブログやYoutubeで役立つ情報配信を
しているつもりだが、悪いコメントや
批判的なメッセージがくるので今後は
止めようと思っている・・・」

というご相談を頂きました。

業界の為に有益な情報を提供しようと
考えている方は、一般の治療家とは
違った思考を持っていたり、
異次元の行動をするため、周囲からの
批判も受けやすくなります。

僕も過去には多くの
批判を受けてきました。

なんで、こんなに
一生懸命やっているのに
批判されるんだと
悩んだこともありましたが、
ある時期から、基本的には
悩まないようにしました。

実は、批判や苦情というのは、
何百人、何千人のお客さんの中で
ほんの数名しか言ってこない
ものなんだなということが
わかってきたからです。

相談頂いた方に、
「全体のうち、何名くらいの人
から批判されているのか?」と
聞いたところ、ほんの2~3名
だったのです。

つまり、何百人もいる中で
ほんの数名(しかも匿名)
だったわけなのですが、
何も言わない数百人より、
うるさい数人のほうが目立つので
つい、そちらの意見を優先して
しまいがちです。

これは、本当によくある話で、
多くの人は、自分を強く批判する人が
いると、その人ばかりにフォーカス
してしまいがちです。

何も言わないで応援してくれる人
よりも、「ギャーギャー、ワーワー」
とうるさく言ってくる数人のほうが
目立ちますし、そちらの意見を
優先してしまいがちになります。

そして、批判や苦情をいう一部の方は
誰に対しても、どんなサービスに
対しても苦情を言う傾向が高いです。

しかし、うるさく言ってくる人の
意見をよく聞いてみると、
ただの嫌がらせやただのワガママ
だったりすることが多いのです。

もちろん、そのうるさく言ってる人が
大多数であれば、こちらが悪い部分が
あるということですから、
その意見を真摯に受け止め、
見直す必要があります。

しかし、自分を批判するわずか
数名の人だけにフォーカスして
しまうと、他の大多数の人の満足度が
低くなってしまいます。

批判があると、ついそちらの声に
意識が向いてしまいがちなので
すが、その人の意見にあわせる
より、大多数の応援してくれる人に
もっと意識を向けたほうが良いです。

何か人とは違ったことや
目立ったことをすると、
必ず批判やクレームを言ってくる
人は現れます。

その、わずかな数の苦情や批判で、
サービス内容を変更する方が
多いのですが、結局苦情や批判は
ゼロにはなりません。

逆に、変更してしまったばかりに
いま、満足しているお客様が不満を
感じてしまうからです。

ただし、先ほども言いましたが、
たくさんのお客さんが同じ意見を
言っている場合は素直に見直す
ほうが良いです。

ただの嫌がらせ的な批判か、それとも
多くの人が思っている問題点なのか?
を冷静に見極めてから判断
するのが大事ですね!

ps

アメリカでは、こんな言葉があるらしいです。

『批判や非難を浴びても、偉業を称えられ
銅像になった歴史上の人物はたくさん
いるが、批判や非難を言っていた人で、
銅像になった人は、一人もいない。』