今はまだ正式な手続きも済んでいない状態ですが、
他にも今すぐにでも準備できることがあれば教えて頂きたいと思っております。
とっても気合が入っていらっしゃいますね!
日本政策金融公庫から融資をお受けになりたいのでしたら、下記をじっくり読んで
必要な書類や条件について、ざっくりとイメージしておかれてください。
↓
新規開業資金
開業すると決まったら、いくつかのことを同時進行する必要があります。
まだ手続きされていないなら、むしろ良かったかもしれません。
なぜなら、保険治療の場合は、
開業前に、ある程度の下調べを
しておいたほうが無難だからです。
- 医師の同意書が取りにくい
- 市の財政が厳しく、生活保護の方の施術が困難
- ケアマネさんが介護保険以外のサービスに対して反応が良くない
といった問題点が発覚してから
開業場所を変更するのは面倒なので・・・。
その地域で開業するかの目安として、
保険を使っての訪問マッサージ・鍼灸についてで言いますと
- 商圏に2000人以上の要介護者がいるか?
- 商圏に200件以上の営業先(ケアマネ事業所など)があるか?
の2点になります。
これらはワムネットや介護サービス情報公表システム
で調べることが出来ます。
個人開業の場合、
2000人のうち1%の
20人の要介護者が
自分の患者さんになればOKです。
「市場調査」については、
現地に行って、必ず
リアルで行う必要があります。
開業前の「市場調査」で
最も大事なことが、
「ドライテスト」です。
では、ドライテストでは、
どんなことをするかというと、
基本的な、テンプレートとしては、
「こんにちは!今度、○○駅前の近くに
開業予定のフジイ訪問マッサージの藤井と申します。
開業前のご挨拶に伺わせて頂きました・・・」
と言って、地元の
ケアマネさん、医師、市役所の障害福祉課などの
反応や現状などをリサーチします。
ケアマネ
- 今まで訪問マッサージを使ったことがあるか?
- 介護保険外サービスについての理解
医師
- 同意書を過去に発行したことがあるか?
- 地元の医師会の方向性
市役所の障害福祉課
- 生活保護に対する市の財政の状況
- どの程度の容態で訪問マッサージが適用になるか?
その後、
地元の地域包括センターや
介護事業所に伺ってニーズを調べます。
自分の親(親戚)が、在宅での介護を検討しているという
ふりをして、いろいろと情報を聞き出します。
このリサーチで、
- ケアマネさんの理解度も問題なし
- 医師の同意書も問題なし
- 市町村の財政も問題なし
など、ある程度の基準を超えていれば、
その場所で開業すればいいですし、
基準に満たなければ、開業予定をキャンセルして
別の場所に変更して再テストしていきます。
基本的に、「ドライテスト」で、
合格するまでは、開業届を出さないので、
無駄な経費は掛かりません。
逆に言えば、「ドライテスト」で合格すれば、
その場所での、訪問マッサージ・訪問鍼灸は
失敗しようがないということになります。
是非、盤石の準備をして
1月からよいスタートを切ってください^^