こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問マッサージ院でも、
親子で経営しているところは
ありますよね。
例えば、お父さんが創業院長
(鍼灸、マッサージ、柔整師)で、
息子さんも鍼灸マッサージ師として
院に入っている。
「いずれは息子に院を任せようかな」
なんて話も出ている。
ここまでは、よくある話です。
新米だった息子さんにも
やがて患者さんが増え、
施術者が増え、
レセプトも増えていく。
そうなると今度は、
事務仕事がどんどん膨
そこで出てくるのが、
「じゃあ、
(息子さんの)嫁さんに
事務作業をやってもらえば?」
最初は
「ちょっと電話だけ取って」
「数枚だけレセプトを手伝って」
「月末の請求書だけお願い」
くらいのもの。
お嫁さんも家族ですから、
「それくらいなら……」と引き受けます
ところが、
これが結構危ないんです。
最初は週1回だったのが週3回になり、
そのうち毎日になる。
気がつけば、患者さんからの電話、
レセプト、同意書対応、
銀行振込、給与計算、求人応募の対応まで、
全部お嫁さんがやって
そしてある日、
「もう事務は明子ちゃん(嫁さん)に
任せればいいよね」
という空気が出来上がるわけです。
本人は一度も
「私がこの治療院の
事務責任者になります!」なんて
こういうことが親子経営で
起こりやすいのは、
家族だから断りづら
頼みやすいし、給料の話も
曖昧になりがちだからです。
そして何より、「近くにいるから」
という理由だけで
仕事を任せて
でも、経営として考えると、
これって少し変ですよね。
事務を任せる基準が
「家族だから」でいいのでしょうか。
本来考えるべきなのは、
本人がその仕事をやりたいのか、
向いているのか、
責任を持って続けられるのか、
という点のはずで
しかも今の時代は、
事務作業も外に出せるものが
かなり増えていま
レセプト業務、経理、
給与計算、求人対応、電話受付。
これらを全部、院長家族だけで
抱え込む必要はありません。
むしろ
「嫁さんにやってもらえば
タダみたいなものだ」という
考え方のほうが、
後々高くつくことがあります。
夫婦喧嘩になる、
親子関係がぎくしゃくする、
仕事と家庭の境目が
これでは、何のために家族で
経営しているのか
分からなくなってし
親子経営で一番怖いのは、
家族だからこそ役割や
責任を曖昧にして
お父さんが院長、
息子が施術者、嫁さんが事務。
一見すると、
とても収まりのいい形に見えます。
でも、本当にそれが一番いい形なのか、
一度考えてみる必要があり
大切なのは、
「誰にやらせるか?」ではなく、
【この仕事を、どういう仕組みで回すか?】
という視点です。
家族経営だからこそ、
家族に甘えるのではなく、
きちんと仕組みを
その方が家族関係も治療院経営も、
長く続いていくと思います。
もし、あなたの治療院に
「なんとなく家族がやっている仕事」
があ
一度見直しても良いかもしれませんね。









