こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
さて、訪問マッサージ、訪問鍼灸を
保険治療で行う際に絶対必要なものが
「同意書」です。
その同意書ですが、症状や歩行状態などから
間違いなく同意書を発行してもらえる場合でも、
・「自分で歩いて病院まで行けない…」
・「家族が帰ってくるのは夜遅くて病院が営業していない…」
・「次回の病院受診日は来月の第二土曜日です…」
といった理由で、すぐに入手できないようなケース
があると思います。
そんな時の対応法ですが、
絶対に患者さん任せにしてはいけません。
施術者が責任を持って、
同意書取得の代行をしてあげてください。
もし、ご本人やご家族が
病院まで同意書を貰いに行けない場合は、
施術者が、無料体験が終了した
その日のうちに病院に行って、
患者さんの状態や要望を伝えたうえで、
同意書を入手する手続きをしてあげてください。
その際には、ほとんどの病院で
委任状の提出を求められます。
同意書取得までに、無料体験から
1か月以上も期間が空いてしまうと、
患者さんのやる気度も下がってしまいますし、
その期間で症状が悪化する場合もありますので、
無料体験から同意書取得までの
期間はなるべく時間を掛けないようにしてください。
出来れば、当日のうちに。
遅くても3日以内に
同意書は入手するようにしてください。
僕は、患者さんが同意書を自分で貰いに行けない場合は
このような感じで同意書を入手していました。
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患者さんのかかりつけの内科のクリニックに伺う。
(お昼休みの12時頃か診察終了の19時頃がお勧めです)
藤井
「お忙しいところすみません。わたくし北区で訪問マッサージをし
る鍼灸マッサージ師の藤井と申します。今回、こちらの病院の患者
荒川太郎さんが健康保険による訪問マッサージを希望しております
本日は主治医の先生に同意書を頂きに参ったのですが3分程度お時
ありますでしょうか?」
受付
「ちょっと待っててくださいね。今、先生に確認してきますから」
藤井「よろしくお願いします」
・
・
・
受付
「ちょっと今診察で忙しいので診察時間が終了する19 時頃に来ていただ
きたいということなんですが大丈夫ですか?」
藤井
「わかりました、それでは19 時頃にまたおうかがいさせて頂きます。失
礼します」
・
・
・
■19:00
藤井
「お忙しいところ度々すみません。先ほど荒川様の鍼灸マッサージ
意書の件なのですが・・」
受付
「あ、はい、もうすぐで診察が終わると思うのでそちらにお掛けに
て待っていてください」
・
・
■19:05
藤井
「はじめまして。北区で訪問マッサージをしております鍼灸マッサ
藤井と申します。荒川さんなのですが私が見た限り関節に拘縮が
あり自力での歩行が大変そうなので、マッサージで少しでも生活の
が上がればいいと思うのですがいかがでしょうか?」
ドクター
「荒川さんですね。マッサージしてあげてくださいよ!全然問題あ
りませんよ。同意書はどんな感じで書けばいいかな?」
藤井
「はい、本日こちらに同意書のサンプルをお持ちしたんですが、
このような感じで記述していただけたら幸いと思うのですがいかが
しょうか?」
ドクター
「うん、脳梗塞の後遺症だからね、全身マッサージしてあげてくだ
さいよ。往診の所も必要ありだね。あとは自分の名前と印鑑かぁ
~。よし、出来たこんな感じでいいかな?」
藤井
「はい、これで問題ありません。ありがとうございました」
ドクター
「それじゃ、荒川さんのマッサージお願いしますね」
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このような形で、実際に医師に会って自分の顔を見て貰い、
こういう施術をしていきたいとか治療方針を語ったり、
逆に医師からこういうこともやってあげてくださいと
アドバイスを受けたりとメリットが多いのでとても大切だと思いま
是非、患者さんが自力で病院まで行けない場合は、
次の受診まで1週間以上期間があるよな場合は
こちらの委任状に患者さんのサインを貰って
自分で主治医の所まで行ってみてください^^
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