こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
これから独立開業する先生から
自分の治療院の屋号を
どうすれば良いかと言う相談を頂きました。
店舗開設でも出張開業でも
最初に考えるのは、治療院の名前「屋号」です。
院の「顔」として見られるものにもなりますので、
どんな名前にするのか、よく考えて
より良い名前をつけたいものです。
最初に、屋号の決め方の決まり事ですが、
こちらは特に禁止事項はありません。
ただ、近所の治療院、接骨院、介護関連事業所で
似たような名前の店があればわかりにくいので
避けたほうがいいでしょう。
ただ、屋号をどれだけ考えて練っても
その屋号だけで選ばれるという事は少ないです。
例えば奥歯が痛くなって
歯医者に行かなければどうしようもない場合、
どんな条件で選びますか?
・奥歯の治療を保険内でやってくれるか?
・会社帰りでも通院できる20時まで営業しているか?
・女性の先生がいるか?
・実績がある歯医者さんなのか?
などの観点で選ぶことが多いので、
患者さんは屋号によって治療院を選ぶわけではありません。
ですから、屋号を決める時に大切なのは、
なんのお店だか一目でわかる、ということです。
そのうえで、治療院や介護の業界で
よく目にするような
「さくら」「ひまわり」「わかば」といった
明るい印象の名前が付いた屋号はありふれている一方で
親しみの度合いはありますよね。
また、「○○駅前」など駅や地名の入ったものも、
それだけでどこにあるかが伝わりやすいですよね。
よくある屋号にも、こうした理由があることを
理解いただけると思います。
こんなふうに、ご自身のイメージや
アピールしたいもの(サービスや商品)が
表現できるものであると、
看板としての役割に良い効果が生まれるかと思いますので
その辺りを考えて屋号を付けるといいですね。
いったん、屋号を決めると
名刺やチラシやパンフレットなどを作る関係で、
なかなか変更するのが難しいので、
納得のいく屋号を付けたいですね。
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