複数施術者の場合、レセプトってどう書くの?

Q.
複数施術者がいる鍼灸院やマッサージ院では
レセプトはその施術者ごとに申請するものなのでしょうか?

 

A.
基本的には、当該患者様に対応した施術者を記名して
申請することになります。

例えば、

施術証明欄には、あん摩マッサージ師・鍼灸師(施術スタッフの名前)と
屋号・住所・電話番号

支払機関欄 には、代表者名義等(法人名義)と口座番号

委任欄(代理人) には、代表者の名前と
屋号・住所・電話番号


以上のような記載で大丈夫です。


また、一人の患者様に対して
複数の施術者が担当しているようなケースでは
主な施術者を施術証明欄に記載しておき、
摘要欄に施術者の氏名や免許証番号等を
別記するようにしておくとよいかと思います。


ただし、平成30年1月1日以降、
「受領委任制度を導入している保険者」に対しては、
施術証明欄は担当施術者ではなく、
「施術管理者」の情報を入れていただく必要がございます。


施術管理者と担当施術者が異なる場合は、
レセプトの摘要欄に、


(例)
施術者:〇〇〇〇(名前)
前日対応


という形で担当施術者と施術した日がわかるように
記載しておくとよいでしょう。


あくまで例となりますので、一度該当の保険者まで
ご確認のうえ指示に従いご対応下さい。