こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
最近、また自宅マンション近くに
「まいばすけっと」が
オープンしました。
オフィスから自宅までの帰り道は
直線距離で508メートル、
徒歩で9分程度、
自転車で3分程度なのですが、
その通勤途中に4つの
「まいばすけっと」の店舗があるのです。
昨今、
「コンビニサイズの小型スーパーが
全国で急増している」
というニュースをご覧になった方も
多いのではないでしょうか。
一見すると小売業界だけの話に思えますが、
実はこの動きは、
私たち訪問マッサージ事業と
非常に深いところでつながっています。
記事で語られていたキーワードは、
「小商圏化」
です。
高齢化が進むことで、人の移動能力が落ち、
これまで車や自転車で行けていた
少し遠い大型店よりも、
「歩いて行ける」
「近くて楽」
な店が選ばれるようになっている、
という変化です。
これは買い物だけの話ではありません。
医療・介護・生活支援サービス全般に
起きている構造変化でもあります。
訪問マッサージの利用者様を
思い浮かべてみてください。
「外出が億劫になった」
「通院が大変になった」
「以前より行動範囲が狭くなった」
こうした声は年々増えていないでしょうか。
まさに、
小型スーパーが伸びている理由と同じ背景で、
訪問マッサージのニーズは生まれています。
“遠くへ行けなくなったから、
近くに来てくれるサービスを選ぶ”
この行動変化は、超高齢化社会では、
今後さらに加速していきます。
一方で、記事では
「市場の二極化」も指摘されていました。
大型店が不要になるわけではないが、
必要な数は確実に減り、
競争は激化する、と。
これは訪問マッサージ業界でも同様です。
ただ店舗数を増やす、
エリアを広げるだけでは、
いずれ“椅子取りゲーム”に巻き込まれます。
これからの経営で重要になるのは、
「どれだけ広いエリアを取るか」
ではなく
「どれだけ小さな商圏で、
選ばれ続ける存在になれるか」。
ケアマネさんとの関係性、
地域包括支援センターとの連携、
そして何より
「この地域ならあの事業所」と
自然に名前が出る状態をつくれるか。
小型スーパーが
生活インフラとして定着したように、
訪問マッサージも
“なくてはならない地域の当たり前”
になれるかどうか。
いま起きている社会構造の変化は、
私たちにとって
間違いなく「追い風」です。
その風をどう掴むかで、
3年後・5年後の事業の姿は
大きく変わっていきます。
ぜひ一度、ご自身の事業エリアを
「広さ」ではなく「深さ」という視点で
見直してみてください。








