こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
鍼灸マッサージ師として
独立開業する際に、誰かに
相談したくなると思います。
ただ、その相談相手を間違えると
トンデモナイことになりかねないので
注意しておく必要があります。
いつもメルマガを楽しく拝読しています。
4月からの独立開業を考えていたので、
3/27の大阪のセミナーは、
ジャストタイミングでした。
自分の中では、独立開業してやっていこうと
決意しているのですが、その事を
親や奥さんや同僚などに相談したところ、
ことごとく反対されてしまいました…。
誰も賛成していない中で独立したとしても、
上手く行かないのではと言う不安になります。
自分の身近な人を説得してから、
独立したほうがいいのでしょうか?
鍼灸マッサージ師の国家資格を持って
独立開業権があるのだから、
自分で起業しようとかどうか
迷っているときに、ついつい
身近な人に相談してしまう人が
少なくないようです。
しかし、独立開業に関して
相談しては行けない人がいます。
それが次の3つのケースです。
1:親や親戚
自分の親が何か商売をやっているケースや、
親戚の中で、会社経営をしている人であれば、
積極的に相談するのはありです。
しかし、世の中の大半は
サラリーマン世帯ですから、
あなたの親も、おそらく
サラリーマンやOLや公務員の
雇われ人の経験しかないと思います。
親としては自分の子供が可愛いので、
出来るだけ苦労のある人生を
送ってほしくないという想いから、
「本当に自分でやっていけるのか?
世の中、そんなに甘くないぞ!
お父さんの時代はな、、、、、」
「公庫から500万の借金して開業?
借金なんて、絶対にダメです。
お願いだから、そんなリスクが
あることをしないでしょうだい!」
などと、全力で止められるでしょう。
なので、起業経験や会社経営の経験がない
親や親戚に相談しても、
自分が実際にやったことがないので、
適切なアドバイスが出来ないのです。
2:同僚や友人(知識や経験の無い)
もし、現時点で勤務鍼灸マッサージ師だとしたら、
独立開業そしようか迷っている時についつい
つまり自分と同じサラリーマンの同僚や先輩に
相談してしまう方が少なくないようです。
起業していない彼らに相談する時点でどうかと思いますが、
普段の生活でお世話になっていて信頼しているということもあるのでしょう。
しかし彼らは起業の相談に対して高い確率で反対するでしょう。
- リスクがあるからやめとけ
- 今の安定した生活を手放すのはもったいない
- 起業して上手くいく人は一握りだけだ
などと間違ったアドバイスを受けることになります。
また、
- 今辞められたら、自分の仕事が増えるから困る(本音)
という理由などから起業へと向かう気持ちを
全力でストップされてしまいます。
3:自分と立場が違う人
現在、訪問マッサージ・訪問鍼灸の業界で
成功している先生の中でも、
様々な経緯を辿って今のポジションを
築きあげて来た人が多くいます。
その中には、
- 自分の親が内科医で同意書の心配がゼロだった
- 貯金が5000万あり、最初から広告展開が出来た
- 自分の妻がケアマネで、集客に困らなかった
などなど、その人しかできないような
人脈や環境があったからこそ
成功できたという人もいます。
これは、真似したくても真似できないので
再現できないわけです。
もし、あなたが貯金も無く、人脈も無いのであれば
その状況で成功した人を見つけて
アドバイスを受けなければ意味がありません。
ということで、相談してはダメな人を挙げましたが、
そもそも起業するかどうかの相談をしている時点で
ちょっと弱いかなと感じる部分があります。
誰かに背中を押されないと起業しないのか?
仮に反対されたら起業しないのか?
もしその程度で気持ちが変わってしまうのであれば
まだ、起業する段階ではないのでしょう。
本気で起業したければ、相談して反対されても
諦められないでしょうから、結局相談しても
結果は同じだと思います^^