こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
近隣に訪問鍼灸マッサージ院が
増えて来たので困っている、、、。
そんな、お悩み相談を頂くことがあります。
独立開業している先生の中で
やたらとライバル院の存在を
恐れている方がいらっしゃいます。
でも、ビジネスというものは基本的に
ライバルがいる状態が当たり前です。
ライバルがいるから諦める、というのは
ちょっとおかしな思考ですよね。
例えばたくさんのラーメン店が乱立している
新宿駅東口に、新しいラーメン店ができたとします。
このラーメン店はもう絶対に
儲けることはできないんでしょうか?
そんなことはないですよね。
他のラーメン店より
ラーメンの味がおいしかったり、
接客が素晴らしかったり、
価格が圧倒的に安かったり、
オリジナリティあるトッピングを揃えたり、
効果的な宣伝を行ったりすれば、
激戦区でも当然ラーメン店は繁盛するでしょう。
逆に古くからあるラーメン店(先行者)でも、
そうした努力を怠っていたら、
時間とともに淘汰されていきます。
ライバルのいないところを
血眼になって探すのではなく、
ライバルを追い抜く努力をするべきです。
それと、そもそも
一般の方たちって
訪問マッサージや訪問鍼灸の
存在を知らない方が多いです。
また、あなたの地域のライバル院が増えるスピードと、
あなたの地域の高齢者が増えるスピード&量は
別次元に違ってきます。
「需要(高齢者)>>>>> 供給(施術者)」
と需要の方が圧倒的に多いです。
そんな状況下において、
隣のライバル院が敵だなんてことを言っていたら、
いつまで経っても「訪問鍼灸マッサージの啓蒙」をする時間が足りない。
「1院で食べきれる規模じゃない」から、
みんなで協力して啓蒙した方が、結果的に自分にも返ってくる。
1つの治療院で出せる広告費なんてたかが知れてます。
それよりも、
地域の複数の治療院で
広告費をガンガン出し合って、
営業活動をガンガン掛け合って、
その地域の患者様の認知度を
高めまくったほうが、
結果としてリターンが大きいです。
なので、同一地域に
大手の訪問マッサージ会社や
大手のFC業者治療院があるところは
ラッキーですよ。
だって、すでにある程度の
啓蒙活動がされている地域なのですから。
そんな温まった地域で開業して、
「腰かけてで勤務している腑抜けの雇われ施術者と、
この地域で生まれて地元に恩返しするために
本気で在宅施術に全うして、死ぬまで
責任を持って対応する院長の俺、 どっちがいい?」
って聞いてみたら、
一定割合で、後者のあなたを
選んでくれるはずです^^
(※もちろん、ノウハウややり方はありますが)
今は有難いことに、
再現性の高いノウハウを真似できる環境があります。
これは、紛れもなく新規開業者(後発者)のメリットです。
その、後発者利益を存分に生かして、
実績を積み上げていくことを意識すれば
ライバル院が居る地域においても、
十分に成功することはできますので^^