院長の家は賃貸か購入か?

アパート

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

自宅は賃貸か、購入か

日本人の永遠のテーマですよね^^

先週末に大阪と東京で開催した、

「院長の手取り最大化セミナー」

に参加していただいた方も
ちょうど半々(50%:50%)くらいでした。

賃貸であれば、

  • 子供が進学する学校の関係で、、、
  • 親の介護の関係で、、、
  • 離婚したので、、、

といった人生のイベントのタイミングで
引越したい時に
いつでも移動できますが、
購入するとすぐには
移動することが難しいです。

僕の周りにいる
ガッツリ稼いでいる経営者や
勤務している施術者に
状況を確認したところ、
自分でビジネスをしていて
ある程度の資産がある人達は
賃貸派が多いです。

逆に、お勤めの
サラリーマン施術者の方は
購入派が多い感じでした。

あとは、住む場所ですね。

東京などの都心部では
賃貸派が多く、
東北や九州などの
地方では購入派が多い感じです。

東京は、物件価格も高いので
なかなか購入する際のハードルが高いですが、
田舎にお住いの場合は、
自分はこの地元でずーっと住んでいくなら
買ってしまったほうがいいかなって思って
購入する方が多いようです。

日本人はマイホームを買う割合が高いですが、
その理由としては、
賃貸で毎月毎月大家さんに支払う金額よりも
35年の長期ローンを組んで、
マイホームに住む方が毎月の支払いが
安くなるからです。
(※ただ、金利は結構取られます)

だいたい、40歳前後で
お子さんがいる場合は、
子供が小学校1年(7歳)から
高校3年生(18歳)までの
約11年間は、転校などもしにくいので
簡単に住む場所を変えるのは難しくなってきます。

子どもの学校環境や奥さんの友人関係が
すでに出来上がっているためです。

そうなるとしばらくは
引越しをすることはなくなり、
それならばと毎月の家賃という
固定費を安く済ます方法を
取るという事情から
ローンで購入のいたるわけです。

また、住宅を販売するセールスマンは、
マイホーム購入の危険性を十分わかりつつも
販売する際に常套句として

「住居を買った方が毎月の
支払いが安くなりますよ。
賃貸の場合は大家さんに支払うだけですが、
マイホームは自分の資産になりますので」

という一点張りでアピールしてきます^^

因みにですが、もしこれから
マイホームの購入される方は、
「200倍の法則」
というものを覚えておくと良いです。

200倍の法則

不動産購入には「200倍の法則」というものがあります。

年間家賃を200倍して購入価格より下ならお買い得、
それより上なら割高って言うことになります。

例えば、4,000万円の一軒家を購入しようと考えたとします。

この一軒家と同等の広さや築年数の家賃相場が15万円だったとした場合に、
相場家賃の15万円に200倍を掛けます。

この場合は、、

15万×200倍=3,000万円

になりますので、4,000万円という
価格はやや割高になるという見方が出来ます。

「200倍の法則」は、不動産を利回りと言う指標でみる際に使われます。

マイホームを購入するときは、自分と家族が幸せに暮らすために購入するので、
「利回り」と言われてもぴんとこないかもしれません。

しかし、いずれ賃貸に出したり、売却することになったときに
損をしないためには、「利回り」という指標からも購入価格が
妥当なのかどうかを確認する際にも、
「200倍の法則」は、覚えておくと良いです。

給料の上限がある程度見える
サラリーマンの場合は、
毎月10万の賃貸マンションであれば
ローンで購入すると、
毎月の支払いが9万で済むとなると
固定費が年間で12万安くなるので
そっちに魅力を感じてしまいます。
(※ただ、年数がたつとリフォーム費用が必要になったり、
  毎年、固定資産税を払ったりと別の費用が発生します)

一方で、ある程度収入や資産がある
経営者は自由に使えるお金があるので、
月に数万円浮くよりも、
人生イベントのタイミングに合わせて
引越したい時に引っ越しできたり、
近隣住民とのトラブルが発生した時や
いま住んでいる場所に飽きてきたら
すぐに移動できる権利がある賃貸を
選ぶ傾向にあります。

すでにマイホームを購入をしている方は
それは、それで良いと思います。

引っ越しする予定が無い場合は、
長い目で見ると購入した方が
低コストになりますので。

もし、これから住居を
買おうかと検討されている人は、
セールスマンのトークに
乗せられるのではなく、
200倍の法則に当てはまる物件なのか、
最終的にいくらで売却できるのか、
などを考えて、検討する事をお勧めします。