大人のカンニングの流儀

学校

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先週末は、大学入試の
最後となるセンター試験が実施されました。

ただ、その中の受験生の一人が
カンニングをしたという残念なニュースもありました。

受験生1人がスマホでカンニング

2020年で最後となるセンター試験は、19日に全ての日程を終了した。
大学入試センターは、今回の試験期間中に、カンニングが1件あったと発表した。

今回が最後となるセンター試験は、18日と19日の2日間の日程で行われ、
50万人以上が臨んだ。

大学入試センターによると、埼玉県内の会場で18日、
地理歴史・公民の試験中に、受験生1人がスマホを使って
カンニングをしようとして、成績が無効になった。

この受験生は、「わからない問題があってスマホで検索しようとした」
と話しているという。

およそ30年続いたセンター試験に代わり、2021年からは、
大学入学共通テストが行われることになる。

今回のニュースは、

スマホを使ってカンニングしようとしたのがバレた・・・

ということですが、
これからの時代は、スマホ持ち込みOKという
試験も増えてくると言われています。

googleで調べればすぐわかるような知識を問うのではなく、
スマホ検索しても、簡単に答えが出てこないような
より深く考えるような人材が求められています。

でも、やっぱり
「カンニング」といいうキーワードを聞いたら
「カンニング = 悪」
というイメージを持っていると思います。

今回のように学生時代のテスト中の
カンニングは処罰の対象になりますが、
大人になってからのカンニングはむしろ褒められたりします。

どんな画期的なアイデアも、元をたどれば、
誰かが先にやったことをカンニングしているものです。

まったくの無から有を生んでいるのではなく、
必ずどこかにネタ元があるのです。

もちろん、僕も独立起業してからは
いっぱいカンニングをしてきました。
カンニングをしまくって、今までやってきました。

開業当初の2005年当時を振り返ると、、、

僕は2005年の開業当初は、
月商4万円程度の売り上げしかなく
繁盛院とは程遠い経営をしていました。

そんな状況下で、カンニングしたのが
行政書士の業界でした。

10年前は、治療院業界は他の業界より
かなり遅れていると言われており、
参考になるような書籍やDVDなどは
ほとんどありませんでした。

一方、行政書士や税理士などの
士業をされている方の
独立開業の書籍などは
本屋さんに多数並んでいました。

鍼灸マッサージ師と行政書士の
共通点は何かを考えたときに
どちらも、
国家資格を持った先生商売だけど
全く喰えていない人の割合が多い
業界であるということでした。

そこで、僕は行政書士の
独立開業に関する
書籍やDVDやセミナーなどに
積極的に投資して、
カンニングできるネタを
必死に探していました。

行政書士の業界で上手くいっていることを
徐々に自分の治療院に取り入れていくことで
少しずつ成果が出ていきました。

このように他業種で成功してるもの。
それを形を変えて自分の業界に持ち込む。
それだけで大成功することもあります。

「カンニング = 悪」という考え方では、
マネすることは悪いことと思われがちですが、
そうではりません。

他業界の成功事例を積極的に取り入れることで、
革命的に凄そうなことも出来たりします。

(※同業種、同職種、同エリアなどで
他社の事例をそのままパクってしまうと
トラブルになることもありますので、
お気を付けください)

僕が現在進行形で行っている事業も
100%どこかの真似であり、自分でゼロから
考えたものは、なにひとつありません。

多くの治療家さんが、0から1を生み出そうとします。

でも、今日からそういう考え方は止めましょう!

そもそも、経験や実績が不足しているのだから、
「1」を生み出すことはできません。

それならば、他業界で既に出来上がっている
「1」をパクったほうが断然近道です。

是非、上手な大人のカンニングを
していきたいですね^^