こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
4月のこの時期は本来は、
新規営業で地域のケアマネさんのところに行って、
距離を近づけて、接触回数を上げていきたいところですが、
無理して行くことにより逆にケアマネさんとの
心の距離が開いてしまうケースもあります。
それで、当協会の会員様は全国各地で
500名以上いるのですが、
新型コロナウィルスの影響下で、
訪問鍼灸マッサージ事業の
営業活動について、
大きく分けて3パターンあるのが分かりました。
3つのパターン
1.従来のやり方
「信頼=人柄×接触回数」の方程式に乗って、
最低3クール、出来れば5クールくらい
地域のケアマネ事業所さんへのあいさつ回りを継続する。
ケアマネさんの反応は2つに分かれます。
それは、こんな時にと思う方もいらっしゃるし、
逆にこんな時に大変ですね・・・と、
良い印象に残り、収束した後も
覚えていただけるのではないかという戦略で
営業活動を継続するという手法。
2.完全に控える
非常事態宣言発令中の、4/7~5/6までは
自粛して全く営業しない(営業休止)という戦略。
コロナの影響が強いエリアでは、
営業活動は休止して、
普段できないことをするという事に切り替えています。
普段の仕事に追われてなかなか取り組むことが出来なかった、
リスト整理や営業ツールを作成、ホームページの改善などに着手し、
コロナ収束後にスムーズに再活動できるための手法。
3.非対面での営業(お手紙等を活用)
今までお世話になったケアマネさんや、
新規の介護事業所などにご挨拶のお手紙を送るというやり方。
お手紙が届いたころ(ポスト投函して3日後くらい)を見計らって、
お電話をさせていただき、ご挨拶に伺ってよいか
お話ししアポイントを取ります。
アポが取れたところのみに対面での営業をする。
お手紙と一緒にマスクを同封するという方もいます。
今、介護の現場で最も重宝されているのが「マスク」です。
マスクを欲しいタイミングで、貰えると
嬉しさ倍増になりますよね。
以上、3つの対処法をお伝えしましたが、
やはり非常事態宣言が出ている期間ですので、
平常時に比べたら営業活動の時間も限られます。
そこで余った時間については、
営業先リストなどの作成、修正などの
時間に充てるといいですね。
例えば、営業範囲をリサーチする
サイトはこちらがお勧めです。
介護事業所を選択
↓ 「サービスの種類」よりプルダウンで下記を選択する。
- 居宅介護支援(ケアマネ様がいる事務所)
- 介護老人福祉施設(特養)
- 特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム)
- 通所介護(俗にデイサービス)
- 短期入所生活介護(俗にショートステイ)
住まいから検索:治療院の住所を入力
半径10km(プルダウンで距離を選択してください)
検索すると事業所一覧が出てきます。
リストは常に最新のものが良いので、
1年前に作ったリストで変更や追加がある場合は
バージョンアップして再作成してみて下さい。
今、新型コロナウィルスの影響で
「回る・控える・お手紙」の
いずれかの戦略をとる方が多いようです。
どの手法もメリット、デメリットがあり
どれが正解と言う事も言えません。