同意書の依頼を主治医にお願いする場合について
電話はなんか話がうまく伝わらないまま余計に気まずさを残しそう…
直接行くのも、(考えとして)書かないよ、と断わられた場合
余計患者さんとの関係を悪くしそうな気がするのですが・・・
電話のほうが顔が見えないぶんだけ伝わりにくいうえ、
簡単に断られてしまうと思いますし、後悔も残りそうですよね。
電話ではなく、一度主治医の先生にお会いになっては
いかがでしょうか。
一度断られているドクターを前にするのは、
多少緊張はするかもしれませんが、治療家とドクターが
お互いにどんな人物なのかを知らないまま、
患者さんだけが板挟みにあって
気の毒にも思えてしまいます。。
会ってくれるドクターならば、
患者さんのことをしっかり考えている方であったり、
理解のある方がほとんどだと思います。
また、意外にも
そもそも書かなかった理由は
「仕組みについてわからないから」というケースも
割とあるようです。
私が責任を持って対応します、
何かあった時にはすぐに報告させていただきます
という点と、
制度についてきちんと説明をすることで、
「そういうことなら良いですよ」と
納得して書いて下さるケースもあるので開き直って
会いにいきましょう。
もし会いに行くと決めたら、
一番会ってもらいやすいのは夜の外来後なので、
診療が終わる前10分くらいに行って、自己紹介をします。
「先生と直接お話させていただきたい」と伝え、
「終わってからでいいですか」と応じてもらえれば
「では待たせていただきます」という流れになります。
むしろ、こうして会ってくれるドクターなら
書いてくれる確率も高いのですが、
会ってもらえないケースも考えて
ご依頼書(お手紙)を用意していくとよいと思います。
会いに行っても
「うちは会わないし、絶対書かない」と言われたら
同意書を書いてもらいたいという
患者さんからのご希望を受けて伺っている立場ですので、
一応手紙は置いていきます。
ただ、こういうドクターは
同意に応じてくれないケースがほとんどです。
そういう場合は・・
後日、患者さん(ご家族)に
「ドクターに会いに行きましたが、
こういう風に仰っていて、正直お願いするのは難しいです。
それでも保険を使った方法を希望されるのであれば、
他にかかっているドクターにお願いしてはどうですか?
私からもお願いしてみますが、いかがされますか?」
といった働きかけに変更していくのはいかがでしょうか。