訪問マッサージの開業方法3選|無資格・未経験のオーナーさん編

 

「訪問マッサージ・訪問鍼灸の資格がなくても成功できるの?」

「開業資金はどれくらい必要なの?」

「失敗したって話も聞くけど、実際どうなの?」

「年商1億って達成できるの?」

今日本は現役世代1.3人で高齢者1人を支える時代ということをご存知ですか。

この高齢化社会に貢献すべく、多くの企業で介護事業を展開するところが増えてきましたが、介護サービスって費用が高いってイメージありませんか?

そんな介護サービスの中でより安価で社会貢献度の高いものが、『訪問マッサージ・訪問鍼灸』

『訪問マッサージ・訪問鍼灸』は有資格者じゃないとって思われがちですが、そんなことはございません。

資格のないオーナー様でも、
有資格者を雇って届け出さえすれば簡単に開業できるのです!

簡単にできるからこそ、落とし穴があったり、なかったり、、、


というわけで、こんにちは!
現在、『一般社団法人 日本訪問マッサージ協会』で編集部を担当してます松尾です。
実は私、この業界に携わってあることに気付いたんです。それは、、、

成功している人、うまくいかない人の違いがどこなのか!

今皆様は『訪問マッサージ・訪問鍼灸』で開業を検討中だと思います。
ではみなさんに質問です!

『訪問マッサージ・訪問鍼灸』で開業した場合、10年後のビジョンはどうお考えですか?

思い描けなければざっとでも構いません。

   ・複数店舗経営?
   ・とりあえず1店舗でうまくいければ?
   ・夢はでっかく年商1億!

夢は人それぞれかと思いますが、この思い描いているビジョンを踏まえたうえで、開業方法をしっかり吟味しないと、後々後悔、、、 なんてこともありえるのです。

実際開業したオーナー様から、「助けて~」と相談をいただくこともあります。

今「訪問マッサージ 開業」で検索をかけてみてください。

成功できます!と書いているサイトはたくさんありますが、失敗する開業を教えてくれる人って中々いないんですよね。

そこで今回、私は、
『訪問マッサージ・訪問鍼灸』という素晴らしいサービスなのに、
「開業の仕方を間違って後悔、、、なんて人をゼロにしたい!」という思いから、こちらのサイトの編集者として立ち上がることにしました!

日本訪問マッサージ協会に属し、『訪問マッサージ・訪問鍼灸業界』の酸いも甘いも知り尽くした私こと松尾が、
「失敗しないための開業方法」についてお教えしたいと思います!

まず、記事の前半では、オーナー様の『訪問マッサージ・訪問鍼灸 開業』の実態と、開業からその後の流れをお教えします。そして、記事の後半では、「ここをしっかり押さえるべし!」開業方法を紹介します。

今『訪問マッサージ・訪問鍼灸 開業』に一歩踏み出そうとしてる方、勇気がなく踏み出せないでいる方に一度は読んでもらいたい内容になっていますので、少し長めの記事ですが、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

訪問鍼灸マッサージは、有資格者、無資格者すべて土俵は同じ

まずは訪問鍼灸マッサージの基礎知識から。

『訪問マッサージ・訪問鍼灸』とは、
寝たきりの方や自力で歩行が困難な方を対象に、国家資格を持った「あんまマッサージ師・はりきゅう師」が自宅や入居施設などを訪問して施術を行うサービスです。

この施術により、寝たきりの防止や、自立的な動作の手助けを行うことができ、現代の「高齢化社会」において需要が高まっている事業の1つです。

では実際「訪問鍼灸マッサージ」で開業をしたいとなった場合、 以下のものを最低限そろえていただければ問題ないといわれています。

書き出してみますと、、、

パソコン 固定電話 携帯電話
名刺 自転車(移動できるもの) タオル
施術者の賠償保険 開設届 受領委任の届け出


訪問鍼灸マッサージで開業したいとなった場合、有資格者の施術者が開業するにも、オーナー様が開業するにも最低限必要なものになります。

ちなみに訪問専門であればテナントを借りる必要はなく、治療ベッドさえあれば自宅で開業できるので、すべて新しく購入したとしても20万円程度あればできるといわれています。

有資格者の開業、無資格・未経験オーナー様の開業の違いとは

訪問鍼灸マッサージで開業をするとなった場合、誰でも低予算でできるとお伝えしましたが、実際、施術者が開業するのと、無資格オーナー様が開業するのとで比べると、

「施術者の方が成功できるに決まっている」なんて思ってはいませんか?

では実際のところを開業前から開業後での流れで違いを見てみたいと思います。

この表をみると、訪問鍼灸マッサージの主な仕事内容というのが、「営業、施術、事務関係」ということがわかりますね。

オーナー様にとってまず初めに有資格者を採用する必要があるので、求人の仕事がプラスでかかってきます。しかし求人サイトに手続きすることになるので、毎日の作業にはなりません。

では有資格者と、オーナーとの開業で何が違うかというと、
「業務の分担が可能」「ご自身に何かあっても仕事が回る」
という点につきると思います。

有資格者開業の強みは「すぐに開業届が出せる」ところ。
逆にオーナーさんは「有資格者を採用」しないと開業届の提出ができません。

ですが開業後をみていきましょう。

有資格者の開業後の仕事は、「営業、施術、事務作業」。
施術の合間を見ながら営業まわり、月末月初は事務作業がプラスで営業に回れない、、、
怪我や病気で入院した場合、明日からの収入なし、、なんてことも発生するのです。

逆にオーナーの開業後の仕事は「営業、事務作業」
施術は採用した施術者にお任せ。
さらにご自身が怪我や病気をしたとしても、施術者などのスタッフで運営が回るようになっています。


つまりは、オーナー様の方が、
 ・施術者のケアや経営に関する業務に集中できる!
 ・自分の身に何かあった時でも安心できる!


ということになりますね。
仕事分担でいうと、事務担当、営業担当を雇って、、、なんてこともできますしね。


また施術者は、専門学校等でプロの施術の勉強をしますが、訪問鍼灸マッサージ業界の営業に関する勉強はほとんどしておりません。

なので施術者向けの開業セミナーや、書籍、営業ツールなどが販売され、購入される方が多いです。
さらに事務処理、つまりレセプト作成ですが、こちらも保険請求が年に改正がありますので、その際勉強する必要があります。

そういった意味では、施術者の開業も、オーナー様の開業も土俵は変わりません。

業界未経験だからという心配は、オーナー様に限らないということですね。

オーナー様にとっての開業方法には3つのタイプがある!

訪問鍼灸マッサージを開業してみようと思っても、「何から始めたらいいの?」と必ず悩むはずです。
初めてですもの、当たり前です。
そんなオーナーさんが開業しようとした場合、3つのタイプに分かれます。

1.立ち上げ経験者を自社で雇用する
2.フランチャイズ(FC)に加盟する
3.立ち上げコンサルティングを利用する

 

それぞれのタイプ別にメリットとデメリットがありますので、まずはその点について解説しますね。

 

【立ち上げ経験者を雇用】のメリット・デメリット

こちらは極まれなタイプ。
立ち上げ経験者が協力してくれるのであれば、心強いですね。
また外部や書籍等で学ぶ必要がないので、開業コストの削減にもつながります。

POINT

【メリット】

  ・立ち上げ経験者なので、わからないことがすぐ解決できる
  ・開業コストを抑えることができる
 

【デメリット】

  ・そもそも経験者と知り合える確率が低い
  ・経験者が自社のスタッフとして長く付き合ってくれるかを見極が必要
     ・軌道に乗った後のトラブル防止策を考える必要がある
  ・ノウハウを得るために勉強する時間が必要
  ・営業方法がわからずセミナーやコンサルティングを頼むはめになる。
 

 

【フランチャイズ(FC)に加盟】のメリット・デメリット

オーナーさんが開業するときにまず初めに考えるのが、フランチャイズ(FC)加盟。
未経験のオーナー様だからこそ、「何でもサポートしてくれるから安心!」と考えてしまうと思います。

ですが、一度加入すると一生そこでやっていくことになりかねないので、
開業実績にとらわれず、開業前から開業後の長い期間(5年、10年先)をよく考えて、精査する必要がございます。

POINT

【メリット】

  ・開業実績がある
  ・採用から集客まであらゆるサポートがある
  ・困った時のサポートがある
 

【デメリット】

  ・初期費用が高すぎる(約100~800円、エリア・各社によって変動あり)
  ・ロイヤリティが廃業するまでかかる(約5~25%、各社によって変動あり)
  ・自身が目指す方向での事業推進がやりづらい
  ・事業が成功するか、しないかは自己責任

※サービス費用面については、各社によって異なる場合がございます。

 

 

【立ち上げコンサルティング】のメリット・デメリット


訪問鍼灸マッサージ業界のコンサルティングもあります。
こちらは「フランチャイズ(FC)に加盟せずやっていこう」と思った方が利用されることが多いと思います。

また訪問鍼灸マッサージのコンサルティングも色々ありますので、フランチャイズ同様、精査する必要があります。

POINT  

【メリット】

  ・費用がフランチャイズに比べ安い
  ・ロイヤリティがない
  ・ご自身の目指す方向で事業展開できる
  ・コンサルタントが治療院経営の経験者のため、必要以上の知識が身につけられることがある
 

【デメリット】

  ・単発コンサルが多い
  ・運営経験が確かなものかを見極める必要がある
  ・単発的(例えば開業のみ)のみで長期的なサポートは少ない。
 

 


いかがでしたか?

それぞれのタイプのメリット・デメリットを知ったところで、3種類のタイプの中から自分はこれだ!と思ったあなた。

ちょっと待ってください!

メリット・デメリットだけで判断すると、「失敗しちゃった、、、」なんてケースも少なくないんです。

そこで、ここからは、オーナー様が訪問鍼灸マッサージを開業して失敗したケースについて紹介させてください。

失敗するケースを知っておくことが、あなたの成功へのカギになります!

 

ずばり失敗しない開業方法の選び方


ここからはオーナー様が開業で失敗したケースの中から、厳選して5件と、
開業する際の抑えるべきポイント2点をご説明させていただきますね!

是非自分は大丈夫かチェックしてみてください。

オーナー様が開業で失敗するケース

開業方法選びで失敗すると、資金が減っていくだけでなく、今後の人生にまでに大きく響くことになりますので、
自分のことに置き換えて是非みてください。

それでは、実際に私がお聞きした、オーナー様の失敗するケースを紹介していきます。


■【自己(事故)流】で失敗するケース

開業方法のどのタイプでも同じことが言えるのですが、「自己流」でやってしまうのでは、すごく危険です。
今では訪問マッサージの書籍も色々出てますが、やはり初めは誰かのサポートを受けることを勧めいたします。

またサポートを受ける際は、必ずその方のやり方を素直に聞き入れて、まずはその方法を実践してください。

せっかくのサポートなのに、「自己(事故)流」でやってしまっては、成功は遠ざかっていく一方です。

まずは業界の先輩のサポート、教えを素直に実行してみましょう!


 

■【収益モデル】が思い描いたものと違ったと後悔するケース

このケースが一番後悔する点で多いです。
まず私がはじめに聞いた「10年後のビジョンは?」というのを覚えていますか?

何故ここをはじめに聞いたかというと、結局この思い描いたビジョンと大きな相違が発生し、後悔、、、となってしまうオーナー様が多いからです。

ではこの相違をなくすためにはどうすればいいかというと、
「思い描いているビジョンとかけ離れていないか」シュミレーションしてみることが一番です。

オーナー様の開業3つのタイプでシミュレーションしてみます。

(例)初月から月商100万円の売上が1年間(12か月)続いたケース


この表をみるとタイプごとでオーナーさんの利益に差があることがわかりますね。
この差額を「困った時の保障金だ!」と思える人であれば問題ないかと思うのですが、

そう考えられない人や、実際うまく成功した人ですと、
「もっと違う方法で開業していれば、、、」と後悔し、
「けど契約期間の関係上辞められない、、、助けて~」ってなるんですよね。

ですので、開業方法を選択する際は、必ずこのシュミレーションを年数ごとに行っていただき、どのタイプが自分にあっているかを見定めてみてください。


■【契約書をよく読んでいない】のケース

契約書って、理解するの難しいですよね。
私も実際読み込んでも結局理解できないってことがあります。

なので開業において下記の点だけはよ~く契約書を確認してみてください。
特に確認しておく点をあげてみました!

POINT  
  ・ロイヤリティ、初期費用のほかに月額発生するものがないか
  ・契約期間はいつまでか(解約時の違約金はいくらか)
  ・店舗名に制限があるか
  ・複数展開の際、費用が別途発生するのか
  ・地域制限がないか
  ・ノウハウを裏付ける実績があるのか
  ・困った時に親身に対応してくれるのか
 


この点を、5年後、10年後のビジョンを考えたうえで、よ~く確認をしてください。
そのビジョンを達成するために、契約上障害がありそうだなと思うのであれば、そこは選択肢から除外という形で絞り込むことができます。

もし読んでもよくわからない場合は、書類を読んでも解決できないので、納得するまで担当の方に直接確認をしてください。

少しでも疑問に思う点があるのであれば、契約するのを考え直すことをオススメします。


■【結局のところ他人任せ】のケース

こちらは特にタイプ3 フランチャイズ加盟を選択した方に多いケースです。

フランチャイズに加盟だと、
「採用、営業、事務は自分が何もしなくてもサポートしてくれるから大丈夫」
なんて考えていませんか?

サポートする側にも限界があります。なんでも人任せ、支店任せになっている方は失敗する確率が高くなります。これはこの業界に限らず言えることです。

この訪問鍼灸マッサージは、
何か悩みを抱えている患者様とそのご家族様、ケアマネ様がいて、
その悩みをどうにかして改善してあげたいと思うマッサージ師、鍼灸師がいて
成り立つサービスです。

その施術者のトップに立つ以上、責任をもって、社会に貢献しようという気持ちがないと、どれだけサポートがあっても、他人任せな姿勢はみえてくるものです。

逆に自分がトップにたち、
「患者様やその周囲の人のために全力を出す!」という強い熱意がある人であれば、その姿勢が周囲の目に触れ、成功率がグッとあがるということです。


失敗するケースを色々聞くと、じゃあどうしたらいいのかわからなくなってきますよね・・・。

でも安心してください!

失敗するケースから学んだ、私なりの「オーナーさんの開業方法」の選び方を誰でもわかるようにお伝えさせていただきますね。


失敗しない!オーナーさんの開業方法の極意とは

オーナーさんが訪問鍼灸マッサージを開業する場合は、以下の2つのポイントを抑えて選ぶことが大事。


POINT  
  ・開業資金にどれだけ確保できるか
 
  ・自分の思い描く将来のビジョンにあった障害のないサポートなのか
 

 

「あなたの5年後、10年後のビジョンはなんですか?」

想像がつかなければ訪問鍼灸マッサージで成功している方を調べてみてください。その人と同じになるには、

 ・契約書に縛りがないか
 ・ノウハウの準備はできているか
 ・資金は問題ないか

などの疑問点が浮かんでくるはずです。


開業をする前に、必ず一度自問自答してみてくださいね!


それでは最後に、
日本訪問マッサージ協会 編集部がおすすめする開業方法をご紹介します!

今まで紹介したタイプのどれにも含まないような新しい開業方法をお届けいたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


日本訪問マッサージ協会オススメ!「オーナー様向け開業支援プラン」

 

最後に

「訪問鍼灸マッサージ」ってこんなに素晴らしいサービスなんだと思ってもらうために、、、

患者様がすこやかな笑顔に満ち溢れ、心豊かに自宅や介護施設で生活して頂くために、温かみのある訪問マッサージを提供する。

この理念のもと、日本訪問マッサージ協会は、訪問マッサージ、訪問鍼灸に携わる者が、専門職としての知識・技能を高めることにより、質の高いマッサージや鍼灸サービスを提供し、寝たきりや歩行困難な高齢者・障害者等が自立した日常生活を送って頂けるよう願っています。

その為に私たちは、患者様に対して常に次の質問を胸に言い聞かせながら行動しています。

  1. これは自分の親の問題だと思って対応ができているか?
  2. 提供する技術や知識の質を高める為、常に見直しを行なっているか?
  3. 患者様と施術者で、常にhappy-happyになる提案をしているか?


この行動指針の下で、訪問マッサージ、訪問鍼灸に携わる者同士、さらに医療、介護、看護、リハビリなどの関係職種との相互連携を深めることにより、情報交流を図り、患者様の問題解決のお手伝いをしてまいります。

私たちは、寝たきりや歩行困難な高齢者・障害者等が豊かな生活を送って頂くお手伝いができることを誇りに思い、これからも多くの患者様の信頼に対して、 最大限にお応えできるように努めてまいります。

日本訪問マッサージ協会