美容院の指名制

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先日、まん防が開けたということで
異業種の経営者が集まる
マーケティング関連の
リアルセミナーに参加してきました。

そのセミナー会場で、
たまたま隣の席に座った方が
美容のオーナー店長さんでした。

その美容

・コロナ禍真っ最中の
 2021年5月新規オープン

・東京都山手線内の駅チカ5分の立地

美容師1人の個人事業主
 (マックス2席)

・他店で店長を務めた経験も長く、
 開業資金をコツコツためていた

・初期投資600万円
 (美容としては安い方)

そんな彼は、
もう少しでオープンから
1年ということで
休憩時間などに色々と聞いてみました!

藤井

「オープンからもう少しで1年ですね!
 おめでとうございます!
 ぶっちゃけた話、
 自身の思っていた開業のイメージと
 違いはありましたか?

美容
「ありがとうございます!
 あまりいい・悪いで
 判断しないようにしていますが
 全体的に考えても想像よりは、
 いいペースで進んでいますね!
 本当にありがたいです。」

藤井
「それは素晴らしい!
 過去のお客さんが
 移ることも多いと思うのですが
 新規のお客様も結構増えました?」

美容
「実は新規のお客さんの方が多く、
 リピート率も高いです!」

藤井
「そうなんですね!
 それはさらにすごいですね!
 美容の新規集客って
 獲得が難しいイメージがありますが…。
 東京都内のある駅周辺には
 700店舗の美容があるって
 話も聞いたことあります。
 新規集客は
 どんなことをされたんですか?

新規のお客様が
多い理由を聞いてみましたら、
以外にも集客技術とか、
美容技術ではなく
過去の美容ご経験から、

『こうありたくない』

を全面撤回していったことが
結果的に集客につながったのでは、と
おっしゃっておりました。

例えばですが、

指名

美容師が多いところですと
必ず「指名」というものがあり、
その指名数が、美容師の
給与やボーナスに反映されるそうです。

ですので指名客は
大切に扱う一方で、

指名客ではない人には、
「素っ気ない」
「数をこなすだけで親身にならない」
という対応を取るような
美容美容師)も多いようです。

実際に、
過去に勤めていた美容
指名なし客に対して
あからさまな対応を
している先輩がいて
注意したものの
聞き入れてくれなかった、とのことでした。

指名する・しないに関わらず
わざわざHPを見て、時間を作って、
足を運んでくださっているお客様に
差別するような美容
イチ美容師と思われなくないし
自身の美容ではそんなことはしない

「お客様には差をつけず、
 平等で接する美容」にしたい。

と思ったそうです。

・時間限は基本ナシ

こちらの美容は、
朝9時~夜12時までと、
長時間対応しています。

なぜそれだけ長時間営業にしたかというと
過去のお勤め先のお客様から
そういったご要望を
いくつか聞いたようです。

山手線内の駅で、且つ、駅チカ5分であれば
日中や仕事帰りに
気軽に立ち寄ることができ
OLさんの獲得もできますし、

近くに大学もあってか
夜遅くは大学生などの
若者の需要も多く、
カラフルなヘアカラーの
要望があったりするようです。

実際、僕も仕事終わりに
行けるところがないかな。
と、調べたのがきっかけで
お世話になっています。

要するに、この美容師さんは
「他社がやっていないことを
 やらなきゃ」という意識ではなく

美容に行く機会を、
 美容側がとってはいけない。
 私は取りこぼしなく、
 お客様に
 満足いただける環境を用意したい。

 売り上げなんて二の次。
 どのお客様も100%満足できるよう、
 僕の持てる技術で対応していく。』

というモットーで、
もうすぐ1年目を迎えようとしています。

実際、

”この方の美容にかける想い”

を聞いて
更に繁盛していくのではないか
と感じました。

あなたも訪問治療を立ち上げる際に

・こうありたい
・逆にこんな治療にはなりたくない

というイメージがあったかと思います。

その辺りを少しだけ、
表に出してみるのは
いいかもしれません。

自身のHPの自己紹介文に
簡単にしか記載がなければ
もう少し具体的な内容を
盛り込んだりですとか
ケアマネ営業の際には、
自己紹介文にもお持ちして
自身を知ってもらうきっかけを
作ってみるとよいかもしれません。

(具体的な他社批判はいけませんが、、、)

今一度自身の治療
「こうしたい」
「こうありたくない」を

振り返ってみてはいかがでしょうか?