同意書(まとめ)

Q.

診療科目が複数ある大きな病院の場合、
アポ取りはどのようにすべきでしょうか

A.

基本的にはアポなしで、外来の診療が終わる時間を狙って
会いに行かれてみてはいかがでしょうか。

「終わるまで待っていてください」と言って下さるのであれば
待つことになりますが、書いて下さる可能性はかなり高くなります。

もし「書かないし、会わない」という対応であれば
その場は引いて、帰ったほうが良いようです。
お断りされた経緯を患者様にお伝えして、
別のクリニックにお願いするかどうか
対応を相談するのが良いかと思います。

Q.

無料体験を終えた患者様で、必要性は明らかですが、同意書NGを
主治医および過去に受診歴のある他の町医者から食らっております。
私が同行して説明及びお願いする事は、家族が、今後行きにくくなる、
ということで、難色を示しております。
懇意にしているドクターに対して不義理を感じ、遠慮をしてしまう方
もいらっしゃいますがこのような場合の対応方法はありますでしょうか?

A.

協会でアドバイスさせていただいている方法としては、

初見病院の場合は、まずご本人が診察のみ受けておいて
その後2回目以降の診察時に、できれば同行するなどして
鍼灸やマッサージについてお伺いするのが一般的かと思います。

また、患者様が初診で病院に行く前に

「うちの治療院に、訪問治療をご希望の患者様がいらっしゃいまして、
そちらのクリニックにご紹介させていただきたいのですが」

という感じで、ドクターにこちらから電話をしておくと、
以降スムーズかと思います。
そのうえで、施術者が後日改めて
一人で同意書を貰いにいくのも問題ないかと思います。

・患者さんもマッサージを望んでいる

・家族もマッサージを望んでいる

・施術者も責任をもって対応したい

といった姿勢で、施術者が直接アピールするしかないと思います。

同意書の発行を行わないという医師もいらっしゃいます。
その場合、いくらお願いしても時間の無駄ですのですんなりと
同意してくれる別の医師に診察をお願いしたほうが得策だと思います。

同意書が必要なのは他でもない患者様です。
ご家族や、紹介して下さったケアマネさん等をがっかりさせないためにも
同意書をいただけるような道を切り拓いていかなくてはなりません。

地域医療に携わっていくチームの一翼として、信頼関係を築いていかれる
チャンスともなりえますので、あきらめないでチャレンジしてみて下さい。

Q.

同意書の依頼を主治医にお願いする場合について
電話はなんか話がうまく伝わらないまま余計に気まずさを残しそう…
直接行くのも、(考えとして)書かないよ、と断わられた場合
余計患者さんとの関係を悪くしそうな気がするのですが・・・

A.

電話のほうが顔が見えないぶんだけ伝わりにくいうえ、
簡単に断られてしまうと思いますし、後悔も残りそうですよね。

電話ではなく、直接主治医の先生にお会いになっては
いかがでしょうか。

一度断られているドクターを前にするのは、
多少緊張はするかもしれませんが、治療家とドクターが
お互いにどんな人物なのかを知らないまま、
患者さんだけが板挟みにあって
気の毒にも思えてしまいます。。

会って話を聞いてくれるドクターならば、
患者さんのことをしっかり考えている方であったり、
理解のある方がほとんどだと思います。

また、意外にも
そもそも書かなかった理由は
「仕組みについてわからないから」というケースも
割とあるようです。

私が責任を持って対応します、
何かあった時にはすぐに報告させていただきます

という点と、

制度についてきちんと説明をすることで、

「そういうことなら良いですよ」と
納得して書いて下さるケースもあるので開き直って
会いにいきましょう。

もし会いに行くと決めたら、
一番会ってもらいやすいのは夜の外来後なので、
診療が終わる前10分くらいに行って、自己紹介をします。

「先生と直接お話させていただきたい」と伝え、
「終わってからでいいですか」と応じてもらえれば
「では待たせていただきます」という流れになります。

Q.

患者の主治医が変わってしまうようなのですが、変更後の
医師による新たな同意書の発行ができなかった場合、
中止というケースも有り得るという事でしょうか? 
またその場合、有効期間内の同意書がある場合、その期間内までは
保険適用での治療を行っても大丈夫でしょうか? 

A.

同じ医療機関であれば同意期限内に担当医が変更しても有効です。
また、新たなかかりつけ医に再同意をお願いする対応になります。

全く違うクリニックに変わる場合は新たに発行をお願いしなければ
なりませんが、お断りされた場合は、ご本人やご家族に事情を
お伝えしたうえで、治療の継続についてご希望されれば前担当医に
再同意をお願いするように動いても良いと思います。

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