東京都民に「11,000ポイント(円)」付与

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最近、ポイントって、
不思議だなと思うんです。

「別に困ってないのに」
「急ぎでもないのに」

気づけば、登録したり、
本人確認をしたり、
ちょっと面倒なことをやっている。

正直、金銭目当て。
その通りだと思います。

でも僕は、ここを
“浅い話”で終わらせたくないんです。

なぜなら、
現場の継続も、採用も、営業も、
同じ構造で止まっているからです。

同じ特典でも、
動く人と動かない人がいる。

この差って、
「いくらもらえるか」よりも、

何をすればいいかが明確
どこまでやれば終わるかが見える
手順が小さく分かれている
「やった」が残る

こういう“設計”が大きいんだと思います。

東京都の公式アプリ「東京アプリ」では、
本人確認などの手続きを行うと、
後日「東京ポイント」が
11,000pt付与される
生活応援事業が進んでいます。

面倒でも動けたのは、
“得だから”もあるけれど、
「やれば終わる」が見えていたから。

人って、意志が弱いんじゃなくて、
前に進める形がないと止まるんですよね。

訪問マッサージ経営も、まったく同じです。

患者さんも、ご家族も、
本当は良くなりたい。

でも、日常には用事が多い。
体調にも波がある。
家族の都合もある。

だから、継続は
気合いでは作れません。

継続こそ価値。

そのために院長がやるべき仕事は、
現場の“止まる瞬間”を減らすことです。

社長の仕事は「決断」と「責任」。

・初回説明が長くて、結局よく分からない
・次回の予定が曖昧で、先延ばしになる
・提案が多すぎて、選べなくなる
・スタッフの判断基準がなくて、毎回迷う
・ケアマネさんへの
 報告が遅れて、相談が減る

ここを「頑張れ」で押すと、
現場は疲れます。

でも、設計で軽くすると、
人は自然に動き出すんです。

金銭のごほうびも、
きっかけにはなる。
ただ、続く院はそこに頼り切らない。

続く院は、
“続けたくなる実感”を、日々積みます。

それは、派手な演出じゃなくて、
小さな達成感を積み重ねることです。

たとえば

・初回の最後は「次の一手」だけに絞る

説明は多くが頭から抜けます。
最後に残すのは、
「次はいつ」「困ったらどこへ」だけで十分。
帰り際に一緒に言葉にすると、動けます。

・提案は「選べる形」にする

頻度や時間帯は、
複数の案を並べるより、
候補を絞って出す方が決まりやすい。
選べると、前に進みます。

・スタッフ用に“迷わないチェック”を作る

訪問前の確認、報告の順番、連携の一言。
紙一枚でいい。
型があると、新人の成長が早くなります。
結果として、院長の時間が戻ってきます。

・小さな前進を、言葉にして渡す

「今日の声かけ、良かった」
「その判断、助かったと思う」
この“心の報酬”が、
金銭よりも長く人を動かします。

院長が先に言葉を渡すと、
スタッフも患者さんに、
同じように言葉を渡せる。

そうやって院の空気が変わっていきます。

仕組みにして、現場に渡す。
それが院長の強さだと思います。

金銭がきっかけになることはあります。

でも、院の力になるのは、
続く形を作った時です。

小さく分ける。
見える化する。
終わりを作る。
できた感を残す。

この積み重ねが、
しばらくした時に、
定着と数字を変えていきます。