こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前、妻とこんなやり取りをしました。
妻「駅名、決まったね」
藤井「どこの?」
妻「だから~、品川と田町の間に出来る駅の名前だよ」
藤井「何に決まったの?」
妻「”高輪ゲートウェイ駅”」
藤井「ゲートウェイ??」
妻「そう!」
藤井「普通に、高輪駅で良くない?」
妻「人気投票ランキングでは高輪駅が1位だったみたいだけど、
ランキング130位の”高輪ゲートウェイ駅”に
正式決定したみたいよ」
藤井「ネット、炎上してるでしょ?」
妻「うん 笑」
・・・
全国から公募を募り6万以上集まった票の
公募数1位は「高輪」で、8,398件。
2位は「芝浦」、3位は「芝浜」でした。
今回決まった、
高輪ゲートウェイは、
公募順位は130位でした。
いったいなぜ、この名前に決めたのか?
JR東日本の社長は会見で、
「古くから多くの方々の往来や交流があった。
江戸の玄関口という役割を果たしたエリアで、
ゲートウェイの機能を果たした場所。
今後の未来を切り開くシンボルとして、
町全体の発展に寄与することを念頭に選考を行ってきた」
と話しました。
とはいえ、街の皆さんの評価としては、
・「高輪駅の方がよかった。ゲートウェイって言いづらいよね」、
・「とにかく、駅名が長いなと思いました」
・「山手線ゲームがやりにくくなったじゃねーか(笑)」
と批判的な意見が多いようです。
新駅のネーミングは、現時点では失敗だったかなと思いますが、
僕たちの様な治療院経営しているものとしても、
自分の治療院名の屋号は気を付けなくてはなりません。
屋号で意識したいのは、
何より大事なのは覚えてもらうこと。
なのでできるだけ短くて、分かりやすくて
読みやすい方がいいです。
僕が2005年の9月に開業した治療院は
「アーテム治療院」という屋号にしました。
どうしてこの名前にしたかという
お話を少しだけお伝えさせて頂くと、、、
治療院を開業するときは、何かカラダや健康に関する
名前にしようと思っていたので、地元の図書館で
ネーミングの本をいろいろ調べていたら
ドイツ語で「呼吸」を意味する言葉が「アーテム」ということが分
また、開業当時にマーケティング関連の書籍を読んでいたところ、
電話帳(タウンページ)からの問い合わせも有効であるという
情報も書いてありました。 (時代ですね~^^)
それだったら、「あ行」で始める治療院名にしよう!
「呼吸」を意識した施術も取り入れていたので、
ピッタリの屋号だ!とビビビッときて、
「アーテム治療院」と名付けました。
アーテム治療院だと、電話帳(タウンページ)の
東京都北区内ではトップ表示ですし、
東京都全体でも、1ページ目に表示されます。
タウンページのトップに表示されて、
そこの治療院がフリーダイヤルなら
タウンページを見た人はまず
全員が自分のところに電話をかけてくれる
だろうという妄想をいだいていました。(恥…)
しかし、インターネットがこれだけ
普及した時代に変化していたので、
タウンページを見て、
マッサージをお願いするような人は
ほぼゼロ人でした。
タウンページの効果を狙っての治療院名でしたが、
効果はあまりありませんでした。
あとは、毎回「アーテム」ってどういう意味
なんですかって散々聞かれましたね。
ドイツ語で「呼吸」を意味するなんて、
一般の人は誰も知らないわけです。
とにかく、分かりにくい・・・
他には、アーテムじゃなくアテームって呼ばれたり・・、
「お宅の治療院は、オウム真理教の「アーレフ」と関係があるので
なんていう方もいらっしゃいました。(全然、関係ねーし!)
開業して13年間、その屋号を変えずに継続してきましたので、
今でこそ、愛着が出てきましたが開業当初はあまりいいことはあり
あなたも開業するときは、分かりやすく、覚えやすく、
インパクトがありシンプルな屋号にすることをお勧めします!
くれぐれも
ドイツ語とか、
ギリシャ語とか
ポルトガル語とか
フランス語とか
イタリア語とか
意味がわからない英語とか
とにかく長いカタカナを
使わないよう注意しましょうね。
1度決めて開業してしまうと
途中で変えるのは難しいですから
「分かりやすい!シンプルに!」を目安に
大胆かつ慎重に決めてください。
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