こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
当協会では、全国の高齢者や障がい者の方から
訪問マッサージや訪問針灸のご依頼を頂きますが、
年に数件ですが、”性的マッサージ”の
お願いが出来ないかというお問い合わせを頂きます。
最近も”性的マッサージ”についての
ご相談をいただいたのですが、
比較的若い男性(30代~50代くらい)で
病気や怪我(交通事故など)で
お身体が不自由になってしまった方にとっては
切実な悩みになります。
当協会にご相談頂く方の中には、
「恥ずかしいけれど、どうしようもなくなる時がある。
今は犯罪につながるようなことはないが、
犯罪・死活問題につながるほどの真剣な悩みなんだ。」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
もしかしたら、今後はあなたも
在宅の現場でこのような相談を
されることがあるかもしれません。
そんな時が来たらどうすればいいのか?
鍼灸マッサージ師として、
在宅患者の”性問題”についての
対応法としては、
【自分で対応しない】
ということを基本においてください。
まずは、専門機関(ホワイトハンズさん)や
看護・介護の関係者などに相談のうえ、
問題解決の方向性を探すといった
スタンスを取ることが重要です。
お身体が不自由な方であろうが、
健康な人であろうが、性の問題は
生活していく上で避けては通れない問題です。
ただ、自宅出張の風俗営業ならいざしも、
鍼灸マッサージ師が提供する
訪問マッサージ、訪問針灸は
健全な施術をしてお身体の改善、維持を
目的とした行為ではありません。
ご自身の判断で誤った対応をしてしまうと
トラブルの原因にもなりかねないので、
もし、そのようなご相談があった場合は
患者さんの担当医や訪問看護師、
ケアマネさんとも連携して、
対応できるような準備はしておきたいですね。
あなたも、これから在宅の現場で
訪問マッサージ・訪問鍼灸をやっていく中で、
同じような相談を受けることがあるかもしれません。
【自分で対応しない】
ということで、上手にご対応いただければ幸いです。
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