20代独身訪問マッサージ師…

泣く男

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最近の若い施術者は、独立開業を目指す人の
割合が減ってきたと言われています。

僕らが20代の時は、
「独立開業して夢の年収1000万」
というのがありましたが、
最近はゆとり教育の影響もあるのか、
そこまで、お金に執着がなく、
どちらかというと、
仕事以外のプライベートの時間を
充実させつつ、無理のない範囲で
活動したいというニーズが増えているようです。

ただ、そんな風潮の中でも
20代独身という若い鍼灸マッサージ師でも
向上心を高く持って独立開業する方もいます。

先日、当協会の会員の個人治療院を
経営しているM先生とお会いする機会がありました。

訪問マッサージを始めて、かなり
成果を出している先生ですが、
一般的にひとり治療院の院長先生が
訪問マッサージ・訪問鍼灸の事業で
成功すると、収支として
どのくらい手元に毎月や
毎年で残るかイメージ付きますか?

そこで、ひとり治療院で
上手くいっているM先生に、
売上や収支について聞いてみたところ、

  • 開業が2017年4月
  • スタッフは自分一人

の状況でスタートして、

現在は、

  • 患者数が35名
  • 月商が104万円

になっています。

月の収入が104万に対して、
支出はどの程度かというと、

(治療院の経費)

  • 施術用具:1万円
  • ガソリン費:2万
  • 通信費:1万
  • その他:1万

(生活にかかる経費)

  • 家賃:5万(築21年のワンルームアパート)
  • 食費:4万
  • その他生活費:5万

______________

支出合計:19万

収入(104万)- 経費(19万)

=実際の手残り(85万円)

ということで、
現時点で、毎月安定して
85万程度の現金が
銀行通帳に積み重なっているわけです。
(※この時点で税金のことは除きます)

もともとは、卒業後に
入社した地元の整骨院で
働いていた20代の鍼灸マッサージ師でも、
1年程度しっかりやれば、
このような収支が実現できるわけです。

このような独身男子の鍼灸マッサージ師でも
開業資金はそれこそ10万もかからない
初期投資で独立開業して、
やるべきことをやっただけで、
1年後には月商104万(手残り85万)
という数字を残すことが出来ています。

おそらく、年間で予想される
手元に残る金額は堅く
予想して1000万円くらいは
残ると予想できます。

更に、スタッフを雇って
患者さんを増やしていけば
更に喜ぶ人が増えていくことでしょう。

高齢社会で、在宅でのリハビリの
ニーズが急増している日本各地で
こういう訪問型のスタイルで
20代の普通の鍼灸マッサージ師が
実際に実現しています。

今、訪問マッサージ・訪問鍼灸で
成果が出ていない人と、
月100万以上の成果を出して
成功している人との差は、
正しいことをやっているかいないかだけの差です。

鍼灸師、マッサージ師のほかに、
柔道征服の国家資格やPT・OTなどのリハビリ系の
国家資格を持っているとか、
猛烈に勉強してきたとか、
何年にもわたって経験を積んできたとか
という点はあまり関係ないわけです。

鍼灸マッサージ師であれば、
誰でもこのような手残りは
実現できるので、
正しい知識やノウハウ、
情報量を活用して
ガッチリと成功して頂きたいですね。