手元のお金を厚めに!

お金

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

新型コロナウィルスの影響は、
訪問鍼灸マッサージの業界にも
大きく及んでいます。

  • 週明けに決まっていた体験施術が中止…
  • 採用面接が中止…
  • ケアマネさんの営業も積極的に出来ないし…
  • スタッフのスケジュールも真っ白だし…
  • 月末の給与支払いが怖い…

といったお声が多く届いています。

緊急事態宣言は、5/6までという事になっていますが、
そこで落ち着くという見方をしている方は少ないようです。

京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は

「新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではありません。
 1年は続く可能性のある長いマラソンです」

と言及しています。

1ヶ月程度前であれば、
ある程度の余裕があった院長も
今は深刻な問題として
捉えている方が増えてきました。

ほとんどの治療院は、
平常月と比較すると、
業績が悪化しているので、
現預金が減っているでしょう。

なんとか本業の訪問鍼灸マッサージ事業で
売上アップを図りたいと考えても、
営業活動を積極的に出来ない中、
新規患者さんを獲得したり、
自費治療の販売を押し出したり、
様々な売上を伸ばすことが
困難な状態です。

ユニクロの柳井正社長が言うように、

「戦後最大の人類の危機」

な状況なのです。

そんな危機の中でも、
訪問鍼灸マッサージ院の院長として、
患者さんを守り、
社員を守っていく必要があります。

そのためには、
「お金(現預金)」
が必要です。

本業での大きな売り上げアップが
期待できない中で、
現預金を増やすには、
貸付や融資を
活用していくしかありません。

初めて融資を実行するという方は、
日本政策金融公庫の
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」
から手を付けてみてください。

廃業するときは、現預金が0円になり、
支払いすることが出来なくなった時です。

つまり、治療院の銀行口座に
ある程度の預貯金があれば
赤字でも廃業しないわけです。

公庫でいくら借りればいいのか?

考え方はそれぞれありますが、
コロナの影響が長期化することも考えて、
「借りられるだけ借りる」
という選択肢もアリです。

そんな、借りられるだけと言われても
返せるかどうか分からないので
そんなに多額の借り入れは怖いという方は、
少なくても、「月商の3か月分」の
金額は手に入れたいところです。

そうすると
借入の分だけ口座残高が増えますので
資金繰りは、ひとまず落ち着きます。

まだ、資金繰りに動いていない場合は、
日本政策金融公庫のホームページから
借入申込書をダウンロードできます。

そして、現地に行かなくても
郵送などでの対応もできますので
一度、チェックしてみてください。