客が来ないなら・・・

インターホン

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

先日、飲食店の経営者の方と
お話しする機会がありましたが、
売上が90%減とのこと。

待っていてもお客が来ないので、
取り敢えず、出ていくしかないという
戦略で耐えしのいでいるそうです。

神奈川県横須賀市でも
「客が来ないなら店が行けばいい」
ということで、こんなニュースが話題になっています。

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「客が来ないなら店が行けばいい」“奥の手”で勝負

外出自粛が広まるなか、この難局を乗り切ろうと
神奈川県横須賀市では飲食店と商工会が連携して
新たな試みを始めています。
キーワードは「お客さんが来ないなら店が行けばいい」です。

 利用客が7割減、こんな状況がいつまで続くのか…。
飲食店は窮地に立たされています。
しかし、ただ指をくわえて待っているわけではありません。

 「お客が来ないなら店が行けばいい」。

この思いを胸に、横須賀商工会議所は
13日にポータルサイト「ヨコスカイチバン」に特設ページを開設。
これを受け、横須賀市内では急きょ、テイクアウトなどを
始める飲食店が急増したといいます。
利用者が激減する飲食店への影響を抑えようと、
地域活性化策の一つとしてスタート。

(テレ朝newsより)

  • 客が来ないなら店が行けばいい

については、僕は2005年の起業当初に
同じような感覚がありました。

マンションの一室で開業したものの、
待っても待っても患者さんは来ません…。

待っても来ないのなら、出ていこう!
ということで、訪問マッサージをスタートしたら
そこには今まで見えていなかっただけで、
ものすごい需要(高齢者さん)がありました。

今まで、店舗運営のみで訪問型をやったことが無い方は
戸惑う部分があるかもしれませんが、
訪問専門でやっている方にとっては

「客が来ないなら店が行けばいい」

というのは、当たり前の感覚として持っていると思います。

それと、鍼灸マッサージ治療は
訪問だけではなく通院の患者さんの
施術を行っている方もいると思います。

今世の中は、緊急事態宣言発令後の
自粛要請、そして人と触れ合ってはいけないという状況になっています。

今まで治療院に通院していた患者さんも
「治療院に通院したくても出来ない(コロナが怖くて)」
という方がいらっしゃると思います。

もし、そんな患者さんがいましたら、
その患者さんの保険者に
「往診していいか?」と
確認のTEL入れてみてください。

関西地区の国保、協会けんぽでは
「往診料はNGだけど、施術料はOK」
との回答をいただいた方もいらっしゃいます。

了承を得た患者さんに対しては、

「施術料(保険)+自費治療+自費交通費」

という形で運営されている方もいらっしゃいます。

コロナの影響が長引くことを考慮したら、
「客が来ないなら店が行けばいい」のマインドで、
患者さんを待つスタイルから
出向くスタイルへの転換も考える必要がありますね。