こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
今年のGW休暇が明けて
1週間ほど経過しましたが、
GW休暇明けにニュースなどで
良く目にしたのが、
”退職代行サービス”です。
世間ではGW明けに
退職を決意される
新人社員の方も多いようで
新聞やテレビなどでも
話題になっていました
↓↓↓
—- Original Message —–
『GW明けが「最も忙しい」
依頼殺到の退職代行サービスの今』
転・退職支援を事業とする企業の
「退職代行モームリ」の事務所。
ゴールデンウイーク(GW)明け、
ヘッドセットを付けた社員が、
ひっきりなしにかかってくる
依頼電話への対応に追われていた。
これまでも相談は
休日明けに多く、
1日当たり100件ほどになることも
あるというが、
この日の相談件数は
夕方までに170件を超えた。
運営する会社の社長は
「新年度から1カ月が経過した
タイミングでの長期休暇です。
『ひと月頑張ったけれど
仕事が合わなかった』などの
理由で依頼される方は多いです」と話す。
日ごろ、社長から暴力的な言葉で
脅され、連休中に自分の環境を
見つめ直して
次のステップに進むためにサービスを
利用したという依頼者もいる。
(毎日新聞オンラインより引用)
—— End of Message ——
こちら、記事の中で
明らかにパワハラだな…。という
社長も登場されておりましたが…。
訳あって、GW明けに退職を
決意される新入社員が多いようです。
彼らはZ世代と
呼ばれている世代で、
約1995年から
2010年代初頭に生まれた世代のことを
指します。
彼らの大きな特徴として、
インターネットや
ソーシャルメディアが
普及している中で成長したということ。
この世代は、問題解決や
世界の形成にテクノロジーを
活用する傾向があります。
また、個性を尊重する傾向もあり
他者とは異なることを
肯定的に捉える傾向も
あるのでしょう。
そう言った方々が
様々な世代(昭和・平成)が
入り混じった職場で
初めて働くこととなったら?
正直、最初はお互い
すごく戸惑うでしょうね…^^;
だって、今までネットで調べて
解決していたことが現場だと
解決出来ない、即ち活躍できない。
そのことに対しての葛藤が
生まれるでしょう。
更に、ニュース記事のように
職場で叱咤をするようなことは
ないとは思いますが…。
仕事で出来ていないことに対して
指摘をされると、
落ち込みやすい傾向になります。
その悩みを一人で抱え込んで
大型休日に入り
「やっぱり、この仕事
向いてないんじゃないかな…。」と
考えた結果、退職代行サービスに依頼をする。
仮説ではありますが、
このようなパターンも大いに
あるんじゃないかな?と、考えました。
(あくまでも、
僕が考えた仮説ですが…。)
ご存じのように終身雇用の
文化が崩壊しつつある
現代社会においては
様々な理由によって転職や
起業を考えている人は多いでしょう。
もっと、成長したい!
もっと、給料が欲しい!
もっと、チャレンジしたい!
という人にとって、
転職や起業が一般的になっていく
世の中は良いことです。
だがその一方で、
「退職代行サービス」を使って
辞めてしまうのは
もったいない気がします。
「退職代行サービス」を
使って退職を考えている人は
気持ち的には
ネガティブ思考だと思います。
・仕事が合わないから辞めたい
・上司が合わないから辞めたい
などのネガティブな要素は、
会社が変わっても
解決しないことが多いでしょう。
なぜなら、仮に転職できたとしても
仕事を柔軟にこなせる能力や
上司を上手く操る能力などが
身についていなければ
解決することが出来ないからです。
そして、次の職場でもきっと
・仕事が合わないから辞めたい
・上司が合わないから辞めたい
といって「退職代行サービス」を使って
転職するのでしょう・・・。
ネガティブな感情のまま
転職活動を続けたとしても
そこに向き合わないと
逃げ続けることになります。
このように、
一度逃げ癖がついてしまうと、
転職や起業をしても
成功することはできないでしょう。
とはいえ、スタッフ全員が
・もっと、成長したい!
・もっと、給料が欲しい!
・もっと、チャレンジしたい!
という上昇志向を持った方たち
ばかりではありません。
施術者を採用した院長先生としては、
長く治療院で働いてもらうためには、
院長として何をすべきなのか?
世代に合わせた教育体制や
院の方針を決めておくことが
今後院長の立場として
求められることでもあるのかな、と
感じます。
あなたの治療院で
働かれている新人社員さんは
退職に関しての
悩みなど、抱えていなさそうでしょうか?
また、治療院の教育制度は
新人社員にマッチしたものでしょうか?
まずは、その辺りの
基礎的なことから確認して
早期退職を防げるように
いたしましょうね^^