共同経営の罠とは!?

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お盆休み期間中に、
専門学校の同級生と会ったり、
昔の同期仲間と会ったりした際に、

「お前がやろうとしている、
 訪問マッサージ事業って
 面白そうだなぁ~。
 俺も一緒にやってあげようか?」

なんていう話題になった方も
いらっしゃるかもしれません。

独立開業するときにしてしまいがちな
最大の間違の1つが
「友達や知人と一緒にビジネスを始める」
ということです。

もしかしたら、あなたの鍼灸学校の
同級生同士で共同して院を経営
している人も居るかもしれません。

おそらく、最初は寂しかったり、
怖かったりで不安だから、
気心が知れた友達と始めたら
気分的に楽になりそうというと言う
気持ちも分からないではないです。

しかし、これをやってしまうと
事業が上手くいかなくてもモメめますし、
事業が軌道に乗って
上手くいってもモメめます。

僕も、こういった事例は、
治療院業界のみならず
他の業界でもいっぱい見て来ました。

とくに、事業家軌道に乗り出したら。
必ずモメます。必ずです!

もう、「コロしたる!」という
感情を抱くほどモメるものです。

モメる最大の原因が、

「俺はこんなに頑張っているのに、
 あいつは全然
 仕事していないじゃないか!」

といった、感情が生まれて、

「なんで、俺とアイツの給料が一緒なんだよ!
 納得いかねーよ!」

とうことで、
報酬の配分の仕方が気に入らなくなる。

更に、共同経営の場合は
責任が分散しているケースが多いので、
自分がやらなくても、誰かが
やってくれるだろうという感情が芽生えます。

「俺は営業専門だから事務はやらないよ~」

「私は施術者だから
 施術だけやらせてもらうわ」

「僕は経理周りと
 事務関係だけやっていきたいです」

などなど。

その結果、いつまでたっても仕事が
進まないということも
日常的に起きてしまいます。

このように、モメること必須なので、
精神的にも
金銭的にもボロボロになってしまう
ケースが頻発します。

なので、友達同士で
ビジネスを始めることは
絶対に避けたほうがいいです。

■パートナーと組む時の注意点

では、もしあなたがパートナーを見つけて
その方と組んでビジネスをしていくときには
どんな所に注意すればいいのか?

ビジネスは掛け算と言われています。

Aさんという方とBさんという方が
パートナーとなることで、
その二人は掛け算で
ビジネスを展開できるようになります。

ビジネス戦闘力というもの
仮に存在するとして、
この数値が10点満点の中で、
Aさんが6点、
Bさんが6点だとすると、

6点 × 6点 = 36点

結果は36点になるということです。
ここまでは簡単ですよね。

答えは36点になるわけですから、
二人で割ったら、一人18点ずつもらえ
ますので、
一人でやっていたら6点だったものが、
パートナーと組むことによって
3倍にもなってしまうわけです。

ただ、ここで注目してもらいたいのが、
この式はあくまでも
「掛け算だ」ということです。

つまり、掛ける対象の
数字が大きければそれだけ
飛躍的に結果は伸びるのですが、
掛ける対象の数字が小さくなることで、
結果はあまり
伸びずに終わってしまうのです。

さらに言えば、これから治療院を
開業しようと思っている方の数字は
やはりゼロ点か、
もしくは1点なのです。

当然のように
ゼロ点同士がパートナーを組んでも

0点 × 0点 = 0点

になり、結果はゼロです。

1点同士が組んだ場合でも、

1点 × 1点 =1点

になり、結果は1点にしかなりません。

1点同士で組んでも、二人で分けたら
0.5点になってしまいます。

つまり何が言いたいのかといいますと、
このような状況ではパートナーと
組まない方がいいのです。

つまり、パートナーを見つける際には、
「いかに相手の数字が大きいか」という
部分をしっかりと見定めないと、
予想通りの結果が
得られなくなってしまうのです。

ただ、やはり世の中はそう甘くはありません。
数字が大きい人は、やはり数字が大きい人と
しかビジネスを組もうとしないのです。

あなたもそういう立場にいたら、
当然そうすると思いますし、僕もそうです。

たまに、僕のところに
明からにレベルが0点か1点の方から

「いっしょにビジネスをしてください!」とか
「藤井さん、ぼくを男にしてください!」

といったオファーを頂きますが、
丁寧にお断りさせていただいておりいます^^

既に10点の力がある人は、
わざわざ1点の人と組むこと自体が
理屈的に有り得ないのです。

要するに、
あなたが誰かとパートナーを組んで
ビジネスを展開していくことを
考えているのならば、
何が何でも先ずは
自力で10(目安として「月商100万円」)
まではもっていかなければならないのです。

逆に言えばそこまで
一度たどり着く事ができれば、
ジョイントなり掛け算なり、
新たな展開が色々と
できるようになるわけなのです。

ですから、
何としてでも先ずは自力で
事業を立ち上げて、
「月商100万円」を
健全に稼ぐ仕組みを作ってください。

そうすれば、レベル10とか15とか、
あなたより、上のレベルにいる成功者が
あなたのステージを
引き上げてくれますので♪