こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
高市早苗氏が自民党総裁に選ばれ、
次期内閣総理大臣に
就任する見通しです。
ついに日本でも「女性総理」が
誕生する時代が来ました。
かつて「政治は男性の世界」と
言われていた時代から、
いまや、女性が日本のトップに
立つ時代になりました。
これに関して
単なる“政治のニュース”ではなく、
「時代が動いた瞬間」だと感じます。
社会の価値観は、気づかないうちに
静かに変化しています。
性別・年齢・学歴・肩書きなど、
どれも「成功の条件」
ではなくなりつつあります。
これからの時代に問われるのは、
“何を持っているか”よりも、
“どう考え、どう行動するか”。
時代が変わったと言えば、
本日、地元で
「ふるさと北区区民まつり」
というイベントがあったのですが、
息子が小学生時代に
お世話になっていた方と
お話しする時間があったのですが、
そこで1つ驚いたのは、
小学校で今まで
長く続いていた“連合写生会”が
廃止になったとのこと。
理由は「時間の確保が難しいこと」と
「校内評価しか行われていないため」
だそうです。
子どもの頃の写生会といえば、
地域の名所に出かけて
その場で絵を描く行事でした。
外の空気を吸いながら
友達と並んでスケッチをした経験は、
今でも思い出として残っています。
けれども、現在では
学校内で描く形式に変わり、
最終的には行事そのものが
なくなってしまったわけです。
写生会だけでなく、
小学校の行事や習慣も
時代とともに少しずつ変わっていますね。
地域によっては、
違いがあると思いますが、、、
運動会でのピラミッドや
タワーのような組体操は
安全面の観点から姿を消し、
給食の牛乳は瓶から紙パックへ。
さらに、保護者の
関わり方を見直す動きから、
PTAがなくなる
学校も出てきていますよね。
こうして並べてみると、
「昔は当たり前」だったものが
「今では当たり前ではなくなっている」ことに
気づかされます。
これは良い悪いという問題ではなく、
社会の価値観や環境に合わせて
自然に変化してきた結果なのでしょう。
そしてこのことは、
私たちが
取り組んでいるビジネスにも
そのまま当てはまります。
訪問マッサージの業界も
例外ではありません。
例えば、
昔は「口コミや紹介が集客の中心」だったのが、
今では、HPやSNSを通じて
情報を発信しなければ
新規の利用者に
つながりにくくなっています。
利用者やそのご家族が
まずスマホで検索して
比較する時代になったからです。
また、かつては
「施術技術さえ高ければ選ばれる」
と考えられていた時期もありました。
もちろん技術は
大前提として重要ですが、
それに加えて今は
「安心できる説明」
「家族への対応」
「書類の整備」
など、
総合的なサービス力が
評価される時代になっています。
制度面でも変化は続きます。
診療報酬の改定や、
地域包括ケアとの連携の強化など、
私たちの取り巻く環境は
数年ごとに更新されます。
その変化を無視して
昔のやり方に固執してしまうと、
気づかないうちに
取り残されてしまうのです。
一方で、
変化に柔軟に対応できる事業者は
チャンスを掴みます。
スタッフ教育に動画やクラウドを活用して
効率化を進める。
利用者や家族の声を集めて
サービス改善につなげる。
こうした取り組みは
「今の時代だからこそ必要とされる工夫」
と言えるでしょう。
小学校の写生会が
姿を変えていったように、
私たちの仕事のやり方も時代と共に
アップデートしていく必要があります。
変化を恐れるのではなく、
むしろ
「次はどんな変化が来るだろうか」と
前向きに捉えていくことが大切です。
ぜひ、日々の業務の中で
「昔からやっているから
続けていることはないか?」
「今の利用者や家族に合った
やり方になっているか?」と
問い直してみてください。
小さな工夫の積み重ねが、
これからの時代に選ばれ続ける
訪問マッサージ事業所を
作っていくはずです。
時代は常に動いています。
私たちも、その波に合わせて
一緒に進化していきましょう!