面接の無断キャンセル、どう防ぐ?

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

面接無断キャンセル・・・」

何気にキツイですよね。

飲食店においては
無断キャンセル
社会問題にもなっており
準備した労力や用意した料理が
無駄になってしまいます。

治療院の面接の場合は、
金銭的な損失はありませんが、
院長先生が準備した時間や
当日の予定を
調整して明けた時間が
一瞬にして無駄になってしまいます。

ドタキャンであれば、
前日や当日の朝に

どうしても都合が悪くなり・・・」

と言って貰えれば、
当初面接の予定を入れていた時間帯に
他の業務が出来るようになるので
当日の対応の余地が出来ます。

しかし、「無断キャンセル」は
本当に迷惑な行為です。

面接以外で言えば、
当協会では
定期的にセミナーを開催していますが、
そのセミナーに申し込んでおきながら
無断キャンセルする方が
一部いらっしゃいます。

当協会の場合は、
セミナー参加ルールを設けており

無断キャンセル絶対禁止!

破ったら、6か月間は当協会主催の
セミナーや勉強会には参加出来ないという
ルールを設けているのですが、
それでも何の連絡もなく
ドタキャンする方がいらっしゃいます。

※セミナールール3か条
https://houmon-massage.jp/lp/new-entry/policy/

ドタキャンなら
まだ可愛げがありますが、
無断キャンセルする方の思考は
どうなっているのか、疑問です・・・。

さて今回、当協会の会員様の
治療院の面接
無断キャンセルをした方は

【女性施術者・三療師・業界経験あり】

と履歴書的には申し分なく
更には
久々の女性施術者からの
応募だったということもあり
是非ともお話聞きたい!
と思っていた方だったため
ヘコんでしまったとのことでした。

この「面接無断キャンセル」ですが
人口減少に伴う人材の
獲得競争率の高さから
面接辞退も起きやすくなっているという
実態もあります。

人事向け総合情報サイト
「人事のミカタ」が
採用担当者665名に
行ったアンケートによると

・採用を行った企業のうち
 8割で選考辞退が発生。

・2社に1社が
「以前よりも自体が増えた」と実感。

という調査結果があります。

採用コストをかけても
無断で辞退されてしまっては
たまったもんではないですよね。。。

僕の治療院でも実践している
採用活動の宿敵である3つの
面接無断キャンセル撲滅方法が
効果的です。

1:メールは1人1人丁寧に送る

メールを作成したり送付するのは
時間や労力がかかりますが、
応募者1人1人にラブレターを書くように
「あなたに興味があるので、
 是非ともあなたにお会いしたい」
という思いを
伝えることが大事です。

また横柄な電話やメールは、
好感度だけでなく、モチベーションも
下げてしまいかねません。
応募者から
受けた質問はどんな内容でも
丁寧に回答するようにします。

2:前日にはリマインドを徹底する

面接の日程を間違えていた!」
という理由で、
無断キャンセルなってしまう
応募者は案外多いそうです。

これを防ぐためにリマインドとして、
面接前日にはメールと
電話で連絡をしましょう

「電話だけで良いのでは?」と
思われるかもしれませんが、
場所を間違えた、駅からの
行き方がわからない…等防ぐためにも
面接会場の地図や行き方を
事前にメールで教えておくだけで、
応募者の手間も省けます。

そうすることで
“なんて親切な会社(院)だ”と
来社率もあがるでしょう。

重要なのは
「あなたにぜひ来てもらいたい」
という気持ちを表すことです。

3:対応はスピーディーに行う

応募者への対応が早いと、
“自分に期待してくれている”と
感じてモチベーションが高まります。

また他社に決まってしまったという
事態を避けるためにも、
スピーディーに
対応することがオススメです。

しかし連絡を急ぐあまり、
深夜や休日に
連絡をすることはNGです
採用担当者が深夜・休日まで
働いているということは…と
入社を避ける一因にもなってしまいます。
余裕をもって平日の時間帯
(お昼休みなど)の
連絡を心がけましょう。

ということで、
これら3つを実践することで、
少なくとも面接
無断キャンによる時間ロスという
最悪の事態は避けられるはずです。

ぜひ次回の面接から
実践してみてください。

また、無断キャンセルされたとしても
落ち込むのではなく、

無断キャンセルするような
 施術者を
採用せずに済んで、
 本当にラッキーだった」

くらいの前向きな気持ちで
対応しましょう。