こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、当協会のセミナーに
参加していただいた
マッサージ師さんから、
こんな話を聞きました。
「うちの院長、売上とか件数とか、
数字の話ばかりなんです。
正直、ちょっとうんざりしていて…。
だから年内で退職を考えてい
売上、施術件数、
リピート回数、患者数、紹介
件数。毎月のように
「数字、数字、数字」と
言われ続けたら、
そう感じるのも無理はありません。
現場で患者さんと
向き合っている施術者からすれば、
「もっと患者さんを見ようよ」と
言いたくなる気持ちはよく分かり
僕自身も施術者なので、
目の前の患者さんから
「今日は少し歩けました」
「昨日より肩が楽です」と
言ってもらえると、
やっぱり嬉しいものです。
現場の施術スタッフが
患者さんを見る。
これは絶対に間違っていま
ただ、院長(社長)になると、
それだけでは足りないんです。
院長には「数字を見る」
という仕事があります。
そしてここが、
現場スタッフと院長が
ぶつかりやすいポイン
スタッフからすれば
「患者さんが喜んでいるんだから、
20分延長しても良いじゃん」
となりりますよね。
しかし院長は、その裏側で給与、
社会保険料、家賃、求人広告費、
さまざまなお金を
払い続けなければなりません。
口座のお金が尽きてし
どれだけ患者さんに
喜ばれている治療院でも
続けられないんです。
だから、院長は数字を見ます。
患者さんよりお金が
大事だからではありません。
むしろ逆で、来月も来年も
患者さんへの施術を続けていくために、
数字を見なければいけないんです。
これは独立開業した瞬間から
避けられない仕事です。
僕も独立したばかりの頃は、
施術家として
「いい治療をすれば患者さんは
自然と増えるだろう」と
思っていま
でも実際に経営してみると、
そんなに単純ではありませんでした。
患者さんは今何人いるのか。
一人あたりの売上はいくらか。
毎月いくら経費が出ているのか。
あと何人増えれば
スタッフを採用
こうした数字と
向き合わざるを得なくなったんです。
ただし、逆のパターンもあります。
数字だけを見て「あと3件回って」
「もっと売上を上げて」
「施術件数が足りない」と
現場に言い続ければ、
スタッフは当然疲
患者さんのことも、
いつの間にかただの
「売上」に見えてくる。
こ
つまり、
どちらか一方ではないんですよね。
現場では患者さんを見る。
経営では数字を見る。
この両方が必要で、
その2つのバランスを
取ることこそが
院長の仕事だと僕は思います。
スタッフに対しても、
ただ「売上を上げよう」と言うのではなく、
「なぜこの数字が必要なのか」まで
説明してあげてください。
利益が出れば給与を上げられるし、
新しいスタッフも採用できる。
一人あたりの施術負担を
減らせるし、
設備や仕組みにも投資できる
数字の先には、
ちゃんと患者さんと
スタッフがいるわけです。
数字に
振り回される必要はありません。
でも、数字から逃げてもいけない。
患者さんを見る目と、
経営を見る目。
この2つを上手に使い分けながら、
長く続く治療院を作っていきま









