こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
「いや~~、
参りましたよ……。
同じ商圏の訪問マッサージ院が、
新卒の初任給40万円超~って
求人を出してるんですよ。
40万円って、、、、、
院長の僕の役員報酬より
高いんですけど(笑)」
先日、当協会の
鍼灸マッサージ師さん達との
集まりで、
こんな話が出ました。
新卒で月給40万円。
21歳、22歳くらいで
これだけ貰えるなら、
学生さんからすると
かなり夢がありますよね。
最近では、
不動産開発の分野で上場している
霞ヶ関キャピタルが、
2027年4月入社の新入社員について、
初任給を月100万円にする、
というニュースも話題になりました。
年収で見ると
1400万円前後になるそうです。
新卒で年収1400万円……。
僕が新卒だった頃なんて、
そんな世界、
想像すら出来ませんでした(笑)
でも、こうした
他業界の大手企業の
初任給アップの流れは、
僕たち訪問治療院業界にとっても
無関係ではありません。
当然、鍼灸師、
あん摩マッサージ指圧師、
という国家資格を持った
施術者を採用する際にも、
求職者側の
「これくらいは欲しい」
という給与水準は
少しずつ上がってきます。
すると、
小さな個人治療院の院長先生は、
「もう無理だよ……」
と思います。
「大手が40万円出したら、
うちなんて採用できないよ」
「うちは23万円くらいしか
出せないから勝負にならない」
と。
でも、、、、、
本当にそうでしょうか?
僕は、
【給与だけで
大手と勝負する必要はない】
と思っています。
もちろん、地域の相場から
あまりにも低すぎる給与では、
そもそも求人を見てもらえません。
最低限、周辺の給与水準を
意識する必要はあります。
でも、
40万円を出している会社に対して、
こちらも41万円。
向こうが45万円なら、
こちらは46万円。
こんな勝負をしていたら、
小さな治療院は間違いなく負けます。
資金力では大手には勝てません。
だから、違うところで勝つんです。
例えば、大手に就職すると、
最初の1年は
ひたすら決められた施術のみ。
営業は営業部。
採用は人事部。
経営数字は院長しか知らない。
そんな組織もあります。
一方で、
小さな訪問マッサージ院なら、
患者さんへの施術だけではなく、
ケアマネ営業。
同意書取得。
レセプト作成。
患者管理。
採用面接。
スタッフ教育。
治療院経営。
色々なことを
間近で見ることができます。
将来的に
独立開業を考えている先生や、
昇給(ステップアップ)を
目指している先生としては、
院長のすぐ横で、
「訪問治療院って、
こうやって経営するんだ」
ということまで学べるわけです。
これは、
将来独立したい人。
早く成長したい人。
いずれ管理職になりたい人。
こういう人にとっては、
ものすごく価値があります。
さらに、小さい組織だからこそ、
本人の意見も反映されやすい。
「こんなサービスをやりたい」
「こういう営業をしたい」
「この地域を任せてほしい」
と言ったら、
「じゃあ、やってみよう!」
となる。
大手企業なら、なかなか
そんなスピード感では
コトは進みません。
小さな治療院なら、
院長の、
「いいね、やろう!」
の一言で
始まることもあります(笑)
これも、立派な魅力です。
だから、
求人票に、
給与23万円(試用期間は21万円)。
社会保険完備。
交通費支給(2万円まで。
これだけ書いて、
大手と比較されたら
負けて当然です。
給与以外の価値を、
ちゃんと伝えなくてはいけません。
ライバル院の給与40万円に対して、
「うちは23万円しか払えません……」
と下を向く必要はありません。
堂々と、
「うちは最初から
40万円は払えません。
でもその代わり、 どこよりも早く、
一人前の治療家として、
そして将来経営も
できる人材に育てます。」
と伝えればいい。
もちろん、
全員には刺さりません。
「とにかく今すぐ
高い給料が欲しい」
という人には
見向きもされないでしょう。
でも、
「早く成長したい」
「将来独立したい」
「経営も覚えたい」
「院長の右腕として働きたい」
という人なら、
小さな治療院の方が
魅力的な場合もあります。
採用というのは、
全員に好かれることではありません。
【自分の治療院に
合う人を見つけること】
です。
大手には、大手の強みがあります。
小さな治療院には、
小さな治療院の強みがあります。
給与だけを見て、
「もう採用できない……」
と諦めないでください。
お金以外にも、
あなたの治療院だからこそ
提供できる価値は、
まだまだあるはずです。
その価値を、
求人票でも、ホームページでも、
面接でも、ちゃんと言葉にして
伝えていきましょう。
大手と同じ土俵で
殴り合う必要はありません。
小さい治療院には、
小さい治療院なりの
勝ち方があります。
ぜひ、
自院ならではの魅力を
もう一度
掘り起こしてみてくださいね^^









