「早く契約しないとエリアが埋まりますよ」

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

最近いただいたご相談で、
とても大事な話があます

あるオーナーさんが、
訪問マッサージの
フランチャイズ(FC)加
盟説明会に参加したときのこと。
担当者から
こんなセリフを言われたそうです。

早く決めないと良いエリア
 埋まってしまいます…」

こう言われると、
「今決めないと
 手遅れになるんじゃないか」
と焦ってしまいますね。

でも結論から言います

急ぐ必要はあません。

あなたが開業するエリアは、
あなたが好きな場所で大丈夫です。

実際に某FC業者さんに加盟を決めた
オーナーさんは
「加盟金は高かったけど、
 エリアテリトリー制度が
 あるから安心だと思った」
と言っていました。

確かに「自分の地域は独占できる」
という響きは安心感があます
でも、実態をく見てください。

テリトリー制度で守れるのは
「同じFCの加盟店1店が
 同じエリアに出店できない」
ただそれだけ。

他のFC銘柄や
大手訪問マッサージ会社、
地元の鍼灸マッサージ院は
普通に参入してきます

つま、数百万円かけて
「隣のエリアを押さえる権利」を買っても
守れるのは
たった1店舗分の競合だけ。

正直、それに数百万払う
価値はあると思いますか?

さらに言うと、同じFCの仲間が
地域に増えることは、
むしろメリットなんです。

「同じグループだから安心」
「しっか教育を受けていて、
 何かあったら助け合える」

こんな風にケアマネさんに
伝えられたら、むしろ信頼は高まます

実際、日本訪問マッサージ協会の先生方からも
「同じ地域に仲間がいて心強い」
く聞きます

「仲間が近くにいるのは不安だ」
という声はほとんどあません。

つま、地域に
同じブランドが複数あった方が
知名度は上がるし、安心感も増すんです。

それに、訪問マッサージの事業は、
飲食店のうに「駅前の一等地」に
依存するものではあません。

必要なのは
地域の患者さんと信頼を築けるかどうか。
だからこそ、開業場所は
「自分がやたい場所」
「需要が高い場所」でいいんです。

説明会で煽られて
焦って契約してしまうと、
後から「思っていたのと違った」と
後悔だけはしないで欲しいです

焦らず、自分が腰を据えて
やっていきたい場所を選んでください。

本当にそこに患者さんがいて、
地域で必要とされるサービスなら、
必ず仕事は広がっていきます

最後にまとめます

「良いエリアは早い者勝ち」
→そんな事あません。

守れるのは“同じFC加盟店1店舗分”だけ。
他社は自由に参入可能。

むしろ同じブランドの仲間がいた方が、
知名度も信頼感も上がる。

訪問マッサージは立地
「人との信頼」が命。

だから、急ぐ必要はあません。
あなたが「ここでやたい」と
思えるエリアで始めてください。

焦らず、腰を据えて、地元に根差す。
その積み重ねが、何強い武器になます