こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、ある治療家の方から
こんな質問をいただきました。
「藤井先生、訪問マッサージで
手っ取り早く患者さんを
集める方法はありませんか?」
こういう質問、実はかなり多いんです。
・ケアマネ営業は
時間がかかって面倒くさそう…
・チラシはお金もリスクも
かかるからやりたくない…
・もっと楽で即効性のある
方法はないのか…?
こんな思い、もしかしてあなたも
持ったことありませんか?
でも、残念ながら
「楽してすぐ売上アップ!」
なんて魔法は存在し
むしろ、そんな発想でいると、
この先かなりの確率で
売上アップに苦しむことになります。
ここで、
思い出してほしい言葉があります。
宮崎駿監督
(『千と千尋』『ラピュタ』『トトロ』など、
誰もが知る名作を生んだ巨匠)の言葉。
「大事なことって、
たいてい面倒くさいんだよ」
アニメ映画をつくるには、
数千のカット、数十万枚のセル画。
何百人のスタッフが、
鉛筆を握って地道に描き続ける。
監督自身も
「面倒くさい、面倒くさい」と言いながら、
机にかじりついていたそうです。
でも、その“面倒くさい”の積み重ねが、
世界中の人の心を動かす作品を生んだ。
これ、訪問マッサージ経営にも
そっくりじゃないですか?
・雨の日も炎天下の日も
患者さん宅へ往診する
・地道にケアマネ営業を続ける
・毎月のニュースレターを書く
・スタッフの育成や
マネジメントに頭を悩ませる
・レセプトや資金繰りに追われる
正直、全部「面倒くさい」です。
僕だって、このブログを
書くのだって、楽じゃない。
毎回ネタを探して、言葉を整えて、
可能な限り分かりやすく届ける
本音を言えば、面倒くさい作業です。
でも、2005年から
今日までほぼ毎日
ずーーっと続けています。
面倒くさいことほど、
本当に大事なことなんです。
逆に、面倒くさいことを避け続けると、
もっと大きな
“面倒”が必ずやってきます。
患者さんが増えない、売上が伸びない、
スタッフが辞める、経営が苦しくなる…。
だからこそ。
宮崎監督の言葉を胸に刻んでください。
「大事なことって、
たいてい面倒くさいんだよ」
訪問マッサージ院の経営者として、
あなたが「面倒だな」と思っているその仕事。
実は“成果につながる一番の近道”なのです。
面倒くさいことを続けられる人だけが、
信頼を集め、患者さんに選ばれ、
地域で勝ち残っていきます。
今日からもう一度、「面倒くさい」と
思った瞬間こそ、
前に一歩進んでみてくださいね。