こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
高校野球の強豪・
横浜高校で活躍した
織田翔希投手が、
日本のプロ野球を経由せず、
高校卒業後、
直接アメリカの球界へ
挑戦するというニュースがありました。
—- Original Message —–
【横浜高の織田翔希が
米球界挑戦を表明
最速157キロ、プロ野球経ず】
最速157キロを誇り、
世代ナンバーワン投手と評された
横浜高(神奈川)の
織田翔希(しょうき)(18)が
アメリカ球界に
挑戦する意向を表明した。
同校で記者会見を開き、
「世界一のピッチャーという
目標に向け、
アメリカの地で
挑戦することに決めた」と語った。
—— End of Message ——
普通なら、
高校野球
↓
日本のプロ野球
↓
実績を積む
↓
メジャーへ挑戦
というルートを
思い浮かべますよね。
ドジャースの大谷選手も
上記のルートでした。
「まず日本で結果を
出してからでいいのでは?」
「そんなに急がなくても……」
という意見もあるでしょう。
でも、織田投手は、
その“普通のルート”を選ばなかった。
これを見ていて、
僕は、鍼灸マッサージ師の独立も
似ているなぁと思ったんです。
専門学校を卒業する。
↓
どこかの治療院や会社に就職する。
↓
何年か勤務する。
↓
何千人もの患者さんを施術する。
↓
技術を磨く。
↓
何となく自信がついたら独立する。
これが、いわゆる王道です。
もちろん、このルートが
悪いわけではありません。
勤務先でしか
学べないことも
たくさんあります。
でも、、、、、
このルートで
開業して大苦戦している
先輩の鍼灸マッサージ師さんも
世の中には多くいます。
なので、本当に
このルートが
正しいのかということを
疑うことも大事です。
鍼灸師や
あん摩マッサージ指圧師には、
自分で治療院を開業するという
選択肢があります。
だったら、
卒業後、
【いきなり開業する】
という選択があっても
僕はいいと思っています。
「いやいや、
まだ臨床経験が足りないでしょ」
と思うかもしれません。
確かに、
施術家としての
経験だけを考えれば、
勤務した方が
早く身につくこともあります。
ただ、独立すると、
勤務している時とは
まったく違う経験が始まります。
これって、
日本球界とアメリカ球界で、
見える景色が違うのと
似ていると思うんですよね。
勤務している時は、
「今日、何人施術するか?」
「どうすれば
患者さんの状態が良くなるか?」
「明日のシフトはどうなっているか?」
「土日の休みは何して遊ぼうか?」
ということを考えます。
ところが、院長になった瞬間、
使う言葉が変わります。
売上。
利益。
固定費。
資金繰り。
集客。
採用。
教育。
レセプト。
広告費。
キャッシュフロー。
昨日まで、
「給料はいくら貰えるかな?」
と考えていた人が、
今度は、
「どうやって患者さんを集患するか?」
「どうやってリピート回数を増やすか?」
「スタッフの給料をどうやって払うか?」
を考える側になります。
これ、まったく違う世界です。
勤務を10年続ければ、
施術経験は
ものすごく増えるでしょう。
(勤務先の治療院の
看板で集患してくれるので)
でも、経営者としての経験は、
独立しない限りなかなか増えません。
だったら、
鍼灸マッサージ師として
独立開業して経営をやりたい人は、
早くその世界に飛び込んでしまう。
そんな選択も
あっていいと思います。
もちろん、
卒業後いきなり
開業したからといって、
確実に
成功できるわけではありません。
営業で断られる。
患者さんが増えない。
レセプトで分からないことが出る。
お金がない。
採用しても人が来ない。
気合いだ!
ウォッシャーーーー!!
と勢いだけで乗り切れるほど、
経営は甘くありません(笑)
でも、失敗しながら、
経営者としての経験は
確実に積み上がっていきます。
織田投手も、言葉の壁
(英語でのコミュニケーション)
について
意識しているそうですが、
僕はここも面白いと思いました。
世界が変われば、
使う言葉も変わる。
鍼灸マッサージ師も同じです。
勤務する世界と、
院長・経営者の世界では、
同じ資格を持っていても、
見ているものも、考えることも、
使う言葉も変わります。
最近は、若い鍼灸マッサージ師と
話していても、
「将来は独立したいです!」
という人が、昔より
少なくなったように感じます。
安定した会社に勤める。
毎月決まった給料をもらう。
18時には仕事を終えて帰宅する。
もちろん、それも立派な選択です。
でも、独立開業できる資
格を持っているのなら、
一度くらい、
「自分でやったらどうなるだろう?」
と考えてみてもいい。
みんなが進んでいる道が、
自分にとっての
最短ルートとは限りません。
日本球界を経由せず、
直接アメリカへ行く。
そんな織田投手のように、
時には、
【常識のレールから外れる】
という選択が、
自分の人生を
大きく変えることもあります。
就職してから独立でもいい。
10年経験してからでもいい。
でも、
「みんなそうしているから」
という理由だけで、
自分の可能性まで
決めてしまう必要はありません。
卒業後、いきなり開業。
そんな選択肢だって、
僕は全然アリだと思います。









