長続きする業務委託スタッフ

マッサージ

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

訪問マッサージ院の
施術スタッフの雇用と聞くと、
治療院を法人化して、
正社員として、最初から
固定給で30万、社会保険有、
その他福利厚生付、
移動車、移動バイク支給
という条件での雇用を
イメージしているかもしれませんが、
最初は業務委託のスタッフから
という形で始めたいという方もいらっしゃいます。

僕も最初に雇用した
スタッフは専門学校の同級生でしたが、
その契約内容は「業務委託」でした。

正社員やパートはもちろん、
業務委託の場合も会って面接が必要です。

そこで、長続きする業務委託スタッフを
面接で見極めるコツをお伝えします。

今までに1人でもスタッフを雇用した方で
あれば理解いただけると思いますが、
訪問マッサージの施術スタッフが
辞めるのってとても痛いですよね?

せっかく時間とお金を掛けて
育ってきたと思ったスタッフが
「今月末で退職します・・・」
ってひと言を残して辞めていくのって。

スタッフを1人雇用するのって
かなりお金と労力がかかるものです。

ハローワーク、専門学校の求人、自院のホームページ
などでの求人に関してはコストは掛かりませんが、
通常は、それだけではなかなか求人が出来ないので、
有料サイトや有料人材紹介などのサービスを使うことになります。

採用には費用と労力が掛かるので、
スタッフの入れ替えが多いと
治療院にとって大きい損失になります。

ですから、施術スタッフが
辞めないことがどれほど大きなメリットか
ご理解いただけるかと思います。

訪問鍼灸マッサージの場合、
スタッフが辞めたり入ったりで流動的だと
患者様や担当のケアマネさんの
信用にも関わってきますし、
施術者が変わるタイミングで
施術を中止するケースもあるので、
リピートのチャンスも逃すこともあり得ます。

仮に、スタッフが辞めたとしても
タイミングよく次のスタッフが
速攻で決まった場合においても、
在宅の現場で使える戦力に
なるまでに、現場の同伴や
施術の研修などである程度の
時間がかかるものです。

研修時間などは院の利益には繋がりませんが、
スタッフを束縛している間は、
当然ですが給料を払ってないといけません。

採用コストは、育成コストもふくめると
かなりの大きくなります。

このようなことから
「スタッフ定着」が
どれだけ重要かは
もちろん、あなたも
十分わかっていると思います。

スタッフが定着すれば
スタッフ自身のスキルも上がるし
患者さんやケアマネさんからの
信用度もアップします。

施術や接遇のサービスの質も
当然上がっていくので、
結果としてリピートに繋がり、
もちろん売り上げにも
つながっていきますよね。

ただ、よくできる業務委託スタッフ、
長くいてくれる業務委託スタッフというのは
採用の段階でほぼ決まります。

ですから、面接でお互いの
ミスマッチをなくすことが
重要になってきます。

スタッフが定着しない治療院の
求人費用を削減するということは
辞めない業務委託スタッフを
面接時に見極めればいいんです。

というわけで、ミスマッチをなくすための
面接時の1つの質問のポイントをお伝えします。