治療院ニュースレター 廃刊までの流れ

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

年度が変わる時期は
何か新しいことにチャレンジする
良いタイミングです。

2020年!
今年こそは、

毎月ニュースレターを発行するぞ!

と誓った院長の中で、
自力で続けられている方は
どれくらいいるでしょうか。

「ニュースレターの重要性は分かっている
けど、いざ、自分で発行しようと
すると・・・」

そういった悩みを持っている
院長はかなりいらっしゃいます。

いざ自分の治療院のニュースレターを
出そうとなると、いくつかのハードルを
乗り越えないとなりません。

このハードルを越えないと
確実に治療院のニュースレターは
廃刊に陥ってしまいます。

そのハードルとは、、、

*1:そもそも、最初の創刊号が出せない

ニュースレターを書きたいけど、
そもそも何を書いていいか分からない。

ケアマネさんにも患者さんにも
喜んでもらって、身体ケアのプロの
鍼灸マッサージ師として恥ずかしくない
内容のコンテンツを書かなければ
ならないというプレッシャーに襲われる
こともあるでしょう。

また、パソコンを使うのが苦手で
wordソフトを使っての文章作成が
出来ないという根本的なところで
止まってしまう方も多いです。

また、昼間は訪問鍼灸マッサージの現場
で施術と往療の連続で体力的にもキツイ
中で、深夜までニュースレターを書く
のはとてもハードな事です。

そんなことを考えたら、
最初の一歩である
創刊号の発行までたどり着かないのです。

*2:全然、反響が無い。

忙しい時間を取って、一生懸命作成した
ニュースレターですが、全く反応が出な
いという院長さんもたくさんいます。

そもそも、ニュースレターはチラシや
ダイレクトメールとは違うので、出したら
速攻で患者さんやケアマネさんからの
反応があることは少ないです。

しかし、全く反応が無いことを続ける
ことほど厳しいことはありません。

「このレシピ参考になったわ」

「この車いすってどこで買えるの?」

など、ちょっとでも反応があるなら
自力で作成しても報われる気がしますが、
反応がゼロの場合は、続けていくことは
難しいでしょう・・・。

また、このような反応があっても
僕たちが本当に欲しい
新規患者様の紹介に繋がる感触がないと
相当ツライことになります。

*3:結局、廃刊になってしまう。

忙しい時間で、文章を書くのが苦手で
パソコン操作が苦手な院長先生が
一生懸命書いたニュースレターですが、
ケアマネも患者も、全くの無反応な
状態が続く・・・。

そうなると、

「今月はレセプトで忙しいから
 ニュースレターを休もう」

「毎月じゃなくて3か月おきにしてみよう」

「年末年始で患者さんも忙しいだろう
 から、今月は休もう」

と、気が付けばニュースレターを継続して
書いていこうと思った最初のアツい気持ち
は消えてしまい、確実に廃刊の道を
たどります。

おそらく、世の中の
93.4%以上の鍼灸マッサージ師の
ニュースレターはこのような
流れで廃刊してしまう事でしょう。

僕自身も、上記の1・2・3の
ステップは踏んできました。

1回、2回、3回くらいまでは
何とか続くかもしれませんが、
それ以降は、なかなか継続するのは
難しいのです…。

おそらく、あなたが今
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
ニュースレターの発行を
上手に外部委託しているのであれば、
その考えは、間違いなく正解です!

人間の意志は、非常に弱いものです。
その意志に頼った治療院経営では
先行き不安になります。

院長の意志に頼るのではなく、
ひな形をちょっとだけ編集するだけで
良いという仕組みに変換することで
2021年度は更に安定した治療院経営が
出来るでしょう。