こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
本日、東京都内では雪の予報で
恐らく午後からは
積雪の恐れがあります。
本日移行、東京23区内では
積雪の恐れもあるので、
往診している方は、交通事故には
くれぐれもご注意ください。
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—– Original Message —–
【交通事故や転倒に注意を…
東京23区でも積雪の恐れ
気象庁が大雪注意報を発表】
気象庁は6日、
低気圧と寒気の影響で
関東地方南部では
日中から夜にかけて雪が降り、
東京23区でも
積もる恐れがあるとして、
大雪注意報を発表。
雪や路面の凍結による
交通事故や転倒、
交通機関の乱れに
注意を呼び掛けた。
同庁によると、
予想された降雪量は、
関東南部の平地で5センチ、
山地で10センチ。
東京23区でも
5センチの積雪となる所があると予想した。
(東京新聞ニュースより、、、)
—— End of Message ——
訪問鍼灸マッサージの
患者さんとしては、
雪が降っていても、自宅で待っていれば
施術者が来てくれるので、
とてもありがたい
サービスだと思います。
一方、雪の日でも
往診しなくてはならない
施術者さんは大変ですが、
くれぐれも交通事故に遭わないように
お気を付けくださいね。
交通事故といえば、
僕も過去に1度だけ
体験したことがありますが
一生に一度あるかないかの
一大事でした。
出来れば、誰もが交通事故など
起こしたくないと思っていますが、
様々な要因が絡まって、
事故は起きてしまいます…。
世の中には、様々なケースで
一生に一度あるかないかの
”負の出来事”
というものが存在します。
鍼灸マッサージ師の施術中の事故も
交通事故と同じように、
一生に一度あるかないかの
”負の出来事”に該当する
と言って良いでしょう。
まれにですが、
施術者さんの中には
”自分は患者さんに
負荷のかかるような
施術をしないから、
賠償保険に入る気はない…”
という方もいらっしゃいます。
でも、本当でしょうか???
僕は資格を取得したのが
2005年なので、
それ以来、現場での
施術をしてきましたが、
過去に1度だけ、
施術中のミスをしたことがあります。
それは、50代の女性で
脊髄小脳変性症の患者さんでした。
普段はベッドで
ほぼ寝たきりという状態でした。
そんな患者さんとご家族の要望で、
「頭に針を打って欲しい」
ということで、
頭部への鍼治療をしていました。
最初の頃は、
こちらも緊張していたこともあり、
ミスが無いように
細心の注意をしていました。
しかし、慣れてきた時に
事故は起きました…。
そう、頭に刺した針を
抜き忘れてしまったんです。
施術した翌日に家族から
お怒りの電話が掛かってきて
判明したのですが、
その時は、すぐに対応して、
誠心誠意の謝罪をしました。
幸いなことに、患者さんにも
ご家族様にも許していただき、
医療賠償のような事態には
ならなかったのですが、
もし、対応が遅れたら、
何かしらの感染症になって
最悪の場合は、死亡へと
繋がっていたかもしれません。
治療家として、一生に一度
あるかないかの”負の出来事”が
施術中の事故です。
その万が一の負の出来事が
起こってしまった時の為に、
存在しているのが
保険会社さんです。
損害賠償保険の究極の目的、
そして保険会社の存在価値は、
そのような、
一生に一度あるかないかの
”負の出来事”の際に
保険金を払ってくれることです。
施術中の事故の報告を
受けると直接患者さんへ電話し、
事故状況の詳細やケガの
有無などを確認してくれます。
患者さんと施術者の間に入って、
交渉を行い、示談・解決までの
お手伝いもしています。
併せて、患者さんの負傷状況を確認し、
治療費や入院費、慰謝料などを含めた
保険金支払いの
手続きを行ってくれます。
治療家にとっては、
人生に一度あるかないかの
出来事なので、
慌てて精神的に追い込まれてしまう所を
不安な気持ちや要望を汲み取り、
可能な限りの対応をしてくれて、
不安の軽減に努めてくれます。
これらの対応を、
自分一人でやるとなると
精神的にも経済的にも
大変な労力がかかることは
間違いないでしょう。
一生に一度あるかないかの
”負の出来事”は、
出来れば誰もが
遭遇したくありませんが、
治療家人生が
終わってしまわないように
しっかりと対策をしておきたいですね。