営業チェックリストの見直し

チェックする人

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

6月も残り数日で終わり、
7月以降は下半期に入って行きます。

前半の上半期(1~6月)に
調子が良かった治療院も、
イマイチ停滞してしまった治療院も
2017年の折り返し地点となる
この時期に下半期の準備をしておくことは
大切な事です。

ということで、今日は
下半期を迎える前に
これは抑えておきたい
チェックリスト「リアル営業編」
ということでお伝えします。

下半期に向けて見直したいケアマネ向け営業ツール

1:名刺の見直し

既に治療院を開業されているのであれば
名刺はお持ちだと思います。

その名刺ですが、
「写真」は掲載されていますか?

僕もセミナーなどで治療家さんと
名刺交換させていただき、
手元に数千枚の名刺がありますが
写真掲載率は10~20%程度です。

やはり、写真がある名刺は
印象度が違ってきます。

文字だけの名刺の場合は、
写真を掲載してみましょう。

写真をすでに掲載している人は、
もっと良い写真にできないか撮り直す。

撮影スタジオを使っても
安い料金でカッコいい写真撮ってくれますので。

どうしても写真掲載には
どうしても抵抗がある場合は
似顔絵でもいいですからね。

とにかく
「顔」を載せることが重要です!

2.自己紹介プロフィールの見直し

訪問マッサージ、訪問鍼灸の場合、
どんなサービスをするのかという部分よりも
「誰がするのか?」という部分の方が
100倍重要です。

ということで、自分が何者であるかを
ケアマネさんにもしっかり伝えなくてはなりません。

A4サイズ1枚でいいので
こんな感じの自己紹介プロフィールを
作ってみてください。

■院長プロフィール

はじめまして、○○訪問マッサージ 
院長の○○ ○○ と申します。
簡単な自己紹介をさせて頂きます。

19○○年○月○日生まれ。大学卒業後、
数年間のサラリーマン生活を経て、
○○歳で鍼灸マッサージの
専門学校に入学し、3年間の勉学の後、
あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう師
の3つの国家資格を取得。

専門学校卒業後は、整形外科や整骨院などでの
修業を経て平成○○年○月に○○県○○市に治療院を開院。
現在は、○○市内を中心に寝たきりや歩行困難で
困っている高齢者や障害者の方々のご自宅や
介護施設に伺って、訪問マッサージ、訪問鍼灸の
活動をメインに行っております。

そもそも、わたしが訪問マッサージを始めた理由は、
祖母の介護がきっかけでした。自分の大事な祖母が、
大きな病気をして手術、そして長期の入退生活を
余儀なくされて、足腰はすっかり弱ってしまいました。

自分の祖母ですから、なんとか元気になってほしいと
思い週に2回のペースで定期的にマッサージやリハビリを行っていました。

その結果、要介護2で自力での歩行困難だった
祖母が1年後には飛行機に乗って九州へ2泊3日の
旅行に行けるまで回復したのです。

治療効果の高いマッサージやリハビリを
定期的に行うことで年齢や性別に関係なく
元気になるということを実感いたしました。

そんな時に、ふと自分の地元の○○市内を歩いていると、
杖をついて腰を曲げながらヨタヨタ歩いている
おじいちゃんや電動車いすで狭い路地を走っている
おばあさんやデイサービスの送迎バスのなかに
乗っている多くの高齢者の方をすごく見かけるようになったのです。

後で調べて分かったのですが、○○市は、
○○県内でも高齢者率の高い地域という事と、
坂道なども多く、寝たきりの方はもちろん、
歩行困難の患者様が治療院に通院して治療を受けに行くのが
大変な地域であること言うことを多くの高齢者の方々から聞きました。

私も○○市に住んで○○年程経ちますが、大変お世話になりました。
そんな地域で自分の祖母のように、マッサージが必要だけど
治療院まで通えない方の為になりたいと思い、
現在は、訪問マッサージや訪問鍼灸の治療の為、
○○・○○・○○市などの地域を中心に日々自転車で奮闘中です。

私のモットーは、「小さな子供とお年寄りが
笑って暮らせる社会はいいもんだ!」です。
その為にも、マッサージやリハビリを通じて、
悩みを持たれている高齢の患者さんやそのご家族の
心の支えにほんの少しでもなれれば幸いと思っております。 
どうぞ宜しくお願い致します。

      ○○訪問マッサージ 院長の○○ ○○ 

3.不在連絡票の見直し

ケアマネさんの事業所に挨拶に行っても
ケアマネさんが不在で会えないという事が多々あります。

そんなときは、黙って返るのではなく、
自分が挨拶に来たんだという
足跡を残しておきたいものです。

その時に活用するのが「不在連絡票」です。

■不在連絡票

     様

本日は、ご挨拶に参りましたが、
ご不在と言う事でお会いできませんでした。

近々、またご挨拶にお伺いしたいと
思いますので、何卒宜しくお願い致します。

 月  日
○○治療院
院長 ○○ ○○

A4サイズ1枚くらいの大きさの用紙に
上記のような文章を書いて、受付さんに
「ケアマネさんにこの不在連絡票を
 渡しておいていただけますか。
 改めてまたお伺いさせて頂きます。
 失礼いたします。」
といって手渡してください。

上記で説明した、
名刺、自己紹介プロフィール、不在連絡票については
最低限用意しておきたい
リアル営業で使うツールです。

もし、作っていない場合は
上記の文章などを参考に作ってみてください。

そして、リアル営業でケアマネさんと
会った後のルールづくりですが、

(1)会った、その日にはがきを出す
(2)ニュースレター配布リストに登録する

を徹底してください。

ハガキはスピードが重要です。
そして、ニュースレターは
ずっとつながりを作るという意味で
継続して実践するのが効果的です。

下半期を迎える前に、ご自分の
リアル営業ツールを改めてチェックして
下半期の実行プランに入れてみてください。