こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
良い施術者は、どこの治療院も
欲しい人材であることは間違いありません。
その良い施術者を採用する際に
ある重要なポイントがあります。
それは何かと言うと、
院長が採用に関わることです。
なぜ、院長が採用に
最初から関わった方がいいのかというと、
ずばり、スピードがあるからです。
このスピード感がとても大事です。
どういうことかと言うと、
仮に、あなたの治療院に
施術経験も豊富で、コミュニケーション能力も高く、
そのうえ、自分たちの治療院の価値観や理念も
理解してくれるような施術者から
応募があったとしましょう。
もし、こんな施術者から
応募があったらどうでしょうか?
是非とも採用したいと思うと思いますが、
ここで考えてほしいのは、
あなたが良いと思っている施術者は
他社のライバル院も欲しいと
考えている可能性が極めて高いということです。
合コンで例えるのであれば、
たまたま彼氏と別れたばかりの
可愛い女性が5対5の合コンに参加した場合は
あなた以外の4人の男子も
その女性を彼女にしたいと思っているということです。
つまり、各治療院の間で
争奪戦が始まっているということです。
そんな中で、
あなたの治療院以外のライバル院の院長から
「うちに来てください」
と先に言われれば、
そっちの方に行く可能性が高いのです。
また、応募された施術者が
判断が早い人であれば
同じように判断の早い人を好む傾向にある。
そうなると、他の治療院に
優秀な人材を取られてしまいます。
訪問マッサージ院の中には、
応募通知
↓
履歴書送付
↓
治療院見学会
↓
1次面接
↓
2次面接
↓
院長面接
といった形で
いくつものハードルをクリアして
やっと最後に院長がが
出てくるというケースもあります。
しかし、それでは
他のライバル院から
先にオファーがくれば
そっちに行く可能性が高いので
取り逃す場合も多いのです。
でも、これってとても勿体ないです。
せっかく自分の治療院で
働くことに興味がある人が
応募してきているのに
院長のあなたに会う前に
ライバル院に取られてしまえば
こんなに惜しいことはないだろう。
こんなことにならないためにも、
施術者の採用については
最初から院長が関わることをお勧めします。
「この人はうちの治療院に合っている」
と思えば、
「よし、じゃあ4月の1週目から働いてくれませんか?」
とその場で言えれば、
「この院長は話しが早いな」
「決断にスピードがあっていいな」
と応募した施術者も喜んで応じてくれるかもしれません。
優秀な施術者が入ってくれば、
今いるスタッフも心強いし、
現場の仕事の負担も減って、
残業も減るのでとても助かるでしょう。
また、治療院としても成長して
次の展開が狙えるようになります。
院長のあなたに会う前に
優秀な施術者をライバル院に
取られないためにも
最初から採用に関わることを
お勧めします。