こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
新しい年が明けて気分上々で行きたいところですが、
訪問鍼灸マッサージ院としては、
この1月、2月は覚悟しておかなければならないことがあります。
それは、
「患者さんが減る・・・」
ということです。
患者さんが減る
高齢者の患者さんが多いので、
これから更に冷え込んでくると、
- お亡くなりになる…
- インフルエンザにかかる…
- 長期入院を余儀なくされる…
といった理由で、患者さんが減って
売上がダウンする傾向が高い季節になります。
患者さんが減っても大丈夫なように、
備えておくべき最低条件スキルが
「集客スキル」になります。
訪問鍼灸マッサージ事業は
大きく大別すると、
- 1集客(営業)
- 2施術
- 3事務(レセプト)
になります。
この3つの中でも
『集客(営業)スキルがなければ、
訪問鍼灸マッサージビジネスでの成功はあり得ない』
と言っても過言ではありません。
高齢化社会の中で要介護者の数は
どんどん増えて需要は十分すぎるほどあるのに
患者さんから選ばれていないということは、
ちょっと市場のニーズとずれているんですね。
開業当初の訪問治療院経営において
最も悩むことはなんでしょうか?
それは「患者様がいない!」、
「集患が出来ない!」ということですよね。
ほとんどの治療院さんは
「患者さんがいない!」ということが
最大の悩みだと思います。
- 「患者さんさえいれば・・・」
- 「実際の治療を受けてくれさえすれば・・・」
そうなのです。
3年間の専門学校での修学、
そして卒業後の臨床経験がある
国家資格者の施術者であれば
患者様さえいれば、きちんと対応できるはずなのです。
このように素晴らしい技術を持った
鍼灸マッサージ師でありながら、
その存在が患者さんに伝わっていないことは、
患者さんや地域社会にとって大きな損害です。
「集客力」が弱いと、患者様に
治療する機会すら与えられません。
どんなに経験や知識があっても、
治療家として実力を発揮する場が
ないのは残念過ぎます。
プロ野球選手もバットとボールがなければタダの人。
治療家さんも、治療する相手がいなければタダの人なのです。
そうならないように、
「患者様を集めてくる力(=集客力)」
は、常に向上させて行く必要があります。
地域で永く愛される治療院になるためには
患者さんやケアマネさんに選ばれる努力を
常に続けていかなければいけません。
自分が良いと思っているものではなく、
患者さんやケアマネさんが良いと思う
サービスやサポートを開発し、
それを地域にに広めていく・・・
そして、地域の同業他社がいる中、
意図的に自分の治療院が選ばれるように
戦略を立てていくのです。
それを毎日のように続けていく必要があるのです。
もし、院長(代表)に
集客スキルがなかったら
一体どうなるでしょうか?
5年、10年、15年・・・
と生き残っていくことができるでしょうか?
言うまでもなく、その答えは『NO』
です。
つまり、集客スキルがない状態で
訪問鍼灸マッサージのビジネスをするということは
『負けが確定』
して、関わる人すべてを
不幸にしてしまうことに繋がるのです。
これから寒くなっていく季節、
他の何よりも集中して
集客スキルを身に付けるよう
心掛けましょう。
- 自分の力で意図的に患者さんを増やし、
- 自分の力で意図的に売上を上げる、
ことができるようになれば、
経営の不安から解消されます。
ですので、あなたが、
「今年は必ず今よりも成長したい」
「今年こそ十分な黒字を出したい」
と思っているのなら
2020年は最初から全力で
集客スキルを身に付けることに
集中してほしいと思います。
2020年、一緒に飛躍していきましょう!