代理委任払いですが、各保険者に連絡してからしたほうがいいんでしょうか?
それとも 最初の患者さんの時にレセプトと同意書だけで大丈夫なんでしょうか?
元来、鍼灸マッサージ療養費は償還払い制度であるため、
保険者によっては、こういった個人の代理請求(委任払い)を
認めていないところが存在します。
そういう保険者に対しての保険請求をするには、
どちらかの師会を通して請求するとか、ご利用者様が償還払いの
手続きをするケースになりますのでご注意ください。
下のリンク先 「保険鍼灸マッサージ協会」の
償還払い保険者リスト という項目で
ご確認いただけます(追加・変更の可能性があります)。
ご存知のように、償還払いは患者様のほうで全額立て替え払い
という形式になりますので、患者様にとってはかなり不便で、
利用しづらい制度になっています。
患者さんが償還払いでも治療を続けたいのであれば、
全て施術者側で手配してあげて、被保険者(患者)から請求するようにします。
そのためのアドバイスや実際には全て申請書を作成してあげて、
本人から提出させる手順で対応する必要があるかと思います。
各都道府県、各市町村の保険者ごとに
独自のルールがある場合があるので、
その都度、保険者に確認の上
トラブルの無いような方法で請求してください。
これに限らず、初めて取り扱う保険者には
事前に必要な書類や提出先、書式などについて
直接確認しておくのが賢明かと思います。
「鍼灸マッサージの療養費についての受領委任の申請はどうしたらいいですか?」と、
個別で問い合わせをしてみていただければと思います。
提出するものとして、
新しい保険者には、レセプト用紙と同意書のコピーを
挨拶状などと一緒に提出するといいかと思います。